困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

本命殺・本命的殺

方位盤で自分の九星が入っている方位を、本命殺と言います。

 

この方位を犯すと、自分が原因で失敗に陥ることになります。

 

また、病気や怪我など、肉体的な苦痛を受けるとされています。

 

五黄殺や暗剣殺よりは、多少マシでしょうけれど、怖いですね。

 

この方位も、引っ越しや長距離・長期の旅行を避けるべきです。

 

次に、本命的殺は、本命殺の反対側です。

 

他からの間違った情報や、自分の勘違いで失敗に陥ることになります。

 

また、精神的な苦痛を受けるとされています。

 

本命殺と同様に、注意すべき方位です。

 

今年は六白中宮ですから、六白金星の方にとっては、本命殺も本命的殺もありません。

 

その方には、移動しやすい年と言えます。

 

さらに、五黄土星の方は、いつも五黄殺と本命殺が重なります。

 

凶作用が倍増されますから、特段の注意を払ってください。

 

五黄土星生まれの方にとって厳しいことですが、その分だけ凶方位の数が減りますから、納得して下さい。

 

暗剣殺

凶方位の中でも、とりわけ恐ろしいのが「暗剣殺 ( あんけんさつ ) 」 です。

 

暗闇で剣が出てきて殺されるという名前の通り、とても怖い方位です。

 

暗剣殺は、誰にとっても凶方位になります。

 

事故、盗難、詐欺、火事など、五黄殺と同じようにあらゆる不幸が、やって来ます。

 

五黄殺が自発的なものであるのに対し、暗剣殺は、他からいきなり降りかかるような不幸です。

 

事故の場合、五黄殺を犯すと自ら引き起こしてしまいますが、暗剣殺を犯した場合は、巻き込まれる形です。

 

五黄殺の火事は自分不注意での出火ですが、暗剣殺のは、隣の火事が類焼するような形です。

 

いきなりの不幸ですから、五黄殺よりもショックが大きいですね。

 

引っ越しや、3拍以上・100キロ以上離れたところへの旅行は、避けられるのなら避けてください。

 

避けられない引っ越しの場合、五黄殺のところで取り上げたように、方違えを用いて凶作用をなくしましょう。

 

暗剣殺の引っ越しも、11年半は凶作用が出続けます。

 

ただし、元々、前世の劫が殆ど無い人や、五黄殺に引っ越しして劫を出し切ってしまっている人は、大丈夫です。

 

不幸の素である劫が、無いのですから、不幸になりようがありません。

 

なお、暗剣殺は五黄殺の反対側の方位になります。

 

今年は、北西60度の範囲です。

 

 

 

 

辛丑年

辛丑 ( かのとうし ) 年が始まりました。

 

今年は、どのような年になるのでしょうか。

 

干支から観れば、厳しい年のようです。

 

まず、辛 ( かのと ) について。

 

かのとは、金の弟 ( かねのおとうと ) という意味です。

 

金は冷徹、確実、弟は陰の意味ですから、辛は静かに考える状態です。

 

また、辛は「つらい」 という読み方も出来ます。

 

そこで、静かに痛みを伴いながら衰退していく、と読み取れます。

 

丑は、ひねる、まげる、はじめの意味があります。

 

芽が種子の固い殻を破って出ていこうとする状態です。

 

これらから今年は、一つのことが終わり、それに代わる新たな始まりがある年、と読み取れます。

 

昨年は、コロナ騒動で痛い目にあったのに、今年もまた痛みに耐える必要がありそうです。

 

それが不幸かどうかは、分かりません。

 

試練と受け止め、御魂磨きに使いましょう。

 

覚悟を決めて迎え撃てば、耐え抜けます。

 

これまでの人生で劫が祓われていたら、不幸にはなりませんし、徳を積んでいたら、素晴らしいスタートの年となるでしょう。

 

ともあれ、これは干支で観た今年の運ですから、別のもので鑑定すると、変わってきます。

 

参考にして、活用しましょう。

 

 

五黄殺

方位盤で五黄が入る方角を「五黄殺」 といい、避けるべき凶方位となります。

 

この方位に移動すると、失敗、病気、貧乏などで、じわじわと不幸になっていきます。

 

これは、五黄殺が、腐る、崩れるなどの意味があるからです。

 

引っ越しの場合、11年半ほど不幸が続きます。

 

不幸の原因は、自分が持っている劫です。

 

劫が吹き出す五黄殺、ダジャレみたいですが。

 

持っている劫は、11年半かけて吐ききることになります。

 

その後は、新たな劫を積まない限り「不幸の素」 が無いので、開運します。

 

豊臣秀吉が、臨済宗の僧侶・安国寺恵瓊に指南されて、五黄殺の方位取りをしました。

 

それで苦労を重ねたわけですが、最終的に、天下を取りました。

 

だからといって、普通の人が五黄殺に引っ越しして天下を取れるかというと、それは分かりません。

 

天下を取るだけの力量と徳分が、備わっているかどうか。

 

支えてくれる人たちに巡り会えるかどうか、によります。

 

試してみますか。

 

思うに、20代前半で、気力、体力に自信があり、将来に大きな野望がある人に限りますが。

 

あらゆる不幸に苛まれますから、最悪の場合、自ら命を断ってしまいます。

 

それほど、辛い日々が続きます。

 

私の場合、幸いにして肉体的な劫が少なかったからか、大きな病気や怪我はありませんでした。

 

健康であったがゆえ、何を失っても、またやり直せるという気力が湧き上がりました。

 

それで、乗り切れたのだと思います。

 

11年半の間、辛抱する覚悟のある方は、実行して下さい。

 

ただ劫を祓うためだけでは勿体ないので、苦しみをトレーニングに変えましょう。

 

不幸を迎え撃って、学び、御魂を磨く機会に昇華しましょう。

 

引っ越しは、数十メートルの移動でも、凶作用が出てきます。

 

今年は、自宅から東南の方向60度の範囲です。

 

 

 

 

 

 

 

立春、土用明け、明日は節入り

今日は立春、そして土用明けです。

 

「明けましてめでとうございます」 ということで、今日から土いじりや引っ越し、旅行など安心して出来ます。

 

気学では、明日から新しい年盤を用います。

 

次は、六白中宮の年盤になります。

 

六白金星の方は、本命殺と本命的殺がありません。

 

それだけ、注意すべき方位が減るということです。

 

では、誰にでも当てはまる凶方位を、挙げておきましょう。

 

五黄殺・・・南東、こちらは五黄土星の人にとっては本命殺、七赤金星の人にとっては本命的殺にも当たります。

 

暗剣殺・・・北西、こちらは七赤金星の人にとっては本命殺、五黄土星の人には本命的殺にも当たります。

 

歳破・・・南西、こちらは三碧木星の人にとっては本命殺、九紫火星の人には本命的殺にも当たります。

 

凶方位が重なると、影響が2倍になりますから、注意して下さい。

 

この他、生まれた星の入っている方位が本命殺、その反対側が本命的殺となり、凶方位です。

 

これは、人それぞれ違います。

 

凶方位への引っ越し、長距離・長期の旅行は、なるべく避けるようにして下さい。

 

五黄殺に引っ越すと、持っている劫が吹き出します。

 

色々説がありますが、少なくとも11年半にわたって、不幸な日々が続きます。

 

私も、かつて五黄殺に引っ越して、散々な目に遭いました。

 

この事については、以前、ここで取り上げたことがあります。

 

コロナ騒動で、長期・長距離の旅行をする人は少ないと思いますが、入学や就職、結婚などで引っ越す人は多いでしょう。

 

その場合、「方違え ( かたたがえ ) 」 を使って、凶を避けると良いでしょう。

 

これは、最終目的地が凶方位でない、出来れば吉方位になるところに、一旦引っ越します。

 

勿論、こちらも凶方位はダメですが、吉方位でなくてもかまいません。

 

そこで、十干十二支が一巡する60日、夜を過ごします。

 

これで、リセットされるのです。

 

引っ越しは、数十メートルの移動でも作用します。

 

是非とも、方違えを取り入れて下さい。

 

 

明日は立春

明日2月3日は、二十四節気の第1、立春です。

 

とはいえ、「春ですね」 とは、とても言えませんね。

 

体感的には、真冬です。

 

でも、見えないところで、春が始まっています。

 

七十二候は、

 

初候・・・東風解凍 ( はるかぜ こおりを とく ) 、東風が厚い氷を溶かし始める

 

次候・・・黄鶯睍睆 ( うぐいす なく ) 、鶯が山里で鳴き始める。

 

末候・・・魚上氷 ( うお こおりを のぼる ) 、割れた氷の間から魚が飛び出る。

 

暖かい春は、もうすぐです。

 

さて、立春といえば「立春大吉」 の御札です。

 

これは、禅寺の門に掲げる習慣がありました。

 

いつしか、一般家庭でも、その御札を授かってるようになりました。

 

この御札を玄関に貼っておくと、入ってきた鬼が出て行くそうです。

 

この4文字は、全て左右対称です。

 

紙に縦書きすると、裏から見ても同じです。

 

入ってる時にこの御札を見た鬼が、反対側から見て、「あれ、この家に入ってなかったっけ。」 と、勘違いして出て行ってしまいます。

 

ここで、もう一回振り返ったら、また、戻ってきてしまうのでしょうか。

 

鬼が何度も振り返って、玄関で行ったり来たりしているという滑稽な光景を、イメージしてしまいました。

 

おまじないですから、自分で書いて貼っておいてもいいでしょう。

 

さあ、辛丑年が始まりました。

 

大いに盛り上がっていきましょう。

 

 

 

 

 

 

明日は節分

明日、2月2日は節分です。

 

124年ぶりに、2月2日になります。

 

地球の公転周期は、365. 2422日です。

 

4年に1回閏年を設けて366日にすることで、誤差を解消しています。

 

ところがこれで、きっちりと整いません。

 

約45分、進んでしまいます。

 

4年間で45分ですから、僅かな時間ですけど、塵も積もれば山となります。

 

それで、今回、調整のために、節分が一日早くなりました。

 

ちなみに37年前の1984年の節分は、2月4日でした。

 

現在生きている人で、2月2日に節分を体験した人は、いません。

 

このような希有の機会に恵まれたことを、有り難く受け取りましょう。

 

そういうところが、運良く生きていけるか、落ちていくかの違いです。

 

さて、節分と言えば豆まきです。

 

掛け声は、「鬼は外、福は内」 ですが、左翼教師や左翼思想の入った僧侶などが、「鬼も内」 と言ったりします。

 

鬼を差別してはいけないとの、考えです。

 

かつて、病気や不幸をもたらすもの、特に幼い子供の命を奪うものを「鬼」 として、忌避していました。

 

だから、「鬼は外」、なのです。

 

内に入れるということは、病気や不幸を歓迎する、幼い子や孫が死んでもかまわない、と言っているようなものです。

 

西洋伝来のイデオロギーを、日本の古来の風習に取り入れるものではありません。

 

さて、意識のレベルが上がって、ホーキンズ博士の分類による「愛」 のレベルに達すると、また、違ってきます。

 

愛のレベルでは、善も悪も全て受け入れます。

 

善も悪も表裏一体で、物事の片面を示しているだけのことだと、感覚的に解っているからです。

 

全てのもの、ことに、善と悪、両面があることを当然のこととして受け入れています。

 

悪を忌避せずに、愛と尊敬を持って受け入れるのが、愛のレベルの人です。

 

その人にとっては、「鬼も福も、内」 でしょう。

 

まだそこに至っていない私は、「鬼は外、福は内」 ですが。

 

そして、年齢の数だけ豆を食べます。

 

これは、数え年です。

 

年齢を重ねるほど多くなりますから、高齢者にとっては、まさに修行です。

 

また、鰯の頭を柊に刺して、玄関に飾ります。

 

邪気が入ってこないようにとの。おまじないです。

 

ちなみに、まじないは漢字で「呪い」 と書きます。

 

それはさておき、大阪発祥で、広島のセブンイレブンが仕掛けたことで全国に広まった、恵方巻き。

 

古来の風習ではありませんが、全国に広まった裏には、神様の計らい、見えない世界の支持みたいなものがあるのでしょう。

 

流れに乗る方が、良いようです。

 

良い1日を、お過ごし下さい。