お金に例えると、徳は貯金、劫は借金です。
劫を祓うことについて、考えてみましょう。
劫には2種類あります。
持って生まれた前世の劫と、生まれた後に積んだ劫です。
前世の劫は、まず生まれつきの不幸や不運として現れますね。
病弱であるとか、身体が不自由であるとか、極貧の家庭に生まれるとか、一見、自分のせいではない形です。
そして、成長するにつれて、いじめに遭う、事故に遭う、犯罪に遭う、という大きなものから、恋愛運が悪い、金運がないなど、命に関わらないものまで、さまざまな「辛いこと」として現れます。
普通の人は、だいたい還暦を過ぎるくらいまでに前世の劫を祓ってしまうようですね。
そうではなく、若くて体力があるうちに、やり直せる時間がタップリ残っている若いうちに、劫を祓っておくという必殺技があります。
それは、「五黄土星」の方位に引っ越すことで、叶えられます。
その方位は「五黄殺」と言って、持っている劫が吹き出す方位です。
約12年かけて、持っている劫が出てきます。
二十歳の人なら、あと40年かけて支払う借金を12年で完済するようなものです。
かなり辛い日々を過ごすことになります。
病気、怪我、失業、借金、離別など、持っている劫に応じて、不幸に見舞われます。
その代わり、新たな劫を積まない限り、残りの人生は快適で幸せなものになるでしょう。
さあ、どうしますか。