渡辺昇一さんがマーフィーの法則を紹介して以来、潜在意識を利用した願望実現法が一般になりました。
とは言っても、オカルト界隈で「一般的」なのですが。
神様に祈り、「神の御心のまにまに」では、願った通りにならないと不満のある人が飛びつきました。
願い事が潜在意識に届いたら、自動的に成就するからです。
祈り方が、日本人には違和感があるので、慣れるまでは難しいでしょう。
潜在意識に祈るときは、過去完了形で祈ります。
例えば一億円が欲しい時、既に一億円を所有しているイメージを持って、
「一億円の収入があった」、と祈ります。
起床時や、寝る前の、うとうとした状態の時に繰り返すと、潜在意識に届きやすいです。
覚醒している時は、紙に書き出すと効果的です。
「一億円欲しい」、と祈ってはいけません。
これだと、潜在意識は「欲しい」状態を叶えてしまいます。
そうなると、いつまで経っても、「欲しい」ままですから。
同じように、病気の時も、「治りますように」、というのはだめですね。
さらに、特定の部位に注目しすぎるのもよくありません。
胃が悪い、腎臓が悪いなどのとき、「私の胃は健康です」、「私の腎臓は元気です」、というのはだめなのです。
言葉の裏に病気を意識してしまいますから、潜在意識には「病気だ」という意識が入ってしまいます。
この場合、
「私は、完全に健康です」、と祈ります。
元気いっぱい駆け回っている自分を実感できれば、なおよろしいでしょう。
また、潜在意識を利用する場合も、執着すると潜在意識が拒否します。
長くても3週間くらい続けたら、一旦、やめましょう。
注意すべきは、潜在意識には善悪正邪の区別が無い、ということです。
神様は、良き願い事のみを叶えて下さいますが、潜在意識に入ったことは、何でも実現してしまいます。
同時に、カルマの法則も心に留めておいて下さい。
悪しきことを願い実現したら、劫を積んだことになりますので。
その逆に、人の幸せを祈り実現したら、徳を積んだことになります。
試してみますか。