困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

脳内メモリを消費するもの 2

過去と並んで脳内メモリを消費してしまうのは、未来の不安です。

ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと、まだ起こってもいない「嫌なこと」を考えて、不安で何も手に付かない、なんて経験はありませんか。

未来を悪く考えることで、そうなったときの対策を練り、被害を最小限に食い止めることは大事なことです。

でも、たいていの場合、気を揉むだけで終わります。

前にも書きましたが、何万年、何十万年と人類が生き残るために役立つ思考ですから、未来を悲観するのは仕方がないのですが。

よく考えて下さい。

未来は、未だ来ていないのです。

良い方へ転ぶ可能性も50%ありますから、期待でワクワクしていても良いのではありませんか。

期待は良い波動ですから、良き未来を引き寄せます。

不安は、悪い未来を引き寄せます。

不安とは、「悪い結果が起きることを期待している」のと同じことですから。

不安で脳内メモリを消費してしまい、今やるべきことが疎かになる。

その上、悪い未来を引き寄せる。

踏んだり、蹴ったりですよ。

禅の言葉に、「迎えず、送らず」、というのがあります。

変えることの出来ない過去や、良いか悪いか分からない未来のことで気を揉まず、今のことに集中しろという意味です。

と、理屈で分かっても、未来を不安に思うのは、DNAに刻まれた本能みたいなものですから、自然にそうなってしまいます。

不安が持ち上がったとき、「大丈夫だよ」と自分に言い聞かせても、別の自分が「その根拠は何なのだ」と反論するでしょう。

未来の不安、心配を軽減するのは祈りです。

不安の全てを神様に祈りましょう。

仏様でも、守護霊でもかまいません。

解決してくれそうな相手に祈ればよいのです。

心が軽くなるでしょう。

その後、悪い未来がやってきたら、それは神様や仏様や守護霊のせいですから。

その時、文句の一つも言っておけば、あとで埋め合わせをしてくれるはずです。