宗教団体は、勢力拡大のために独自色を出します。
いろいろな団体の人が書いている本の中で、共通している部分が真実に近いと考えました。
これから勉強される方も、そのように捉えて下さい。
どの教祖も、「我こそが、本当の本物」、みたいなことを言っていますけど、入信しない方が良いですよ。
さて、五黄殺に引っ越して12年経った頃、「これで晴れる」、と思いました。
劫が全部消えたのだから、これからは幸せな人生になるんだと思ったのですが、そうはなりませんでした。
10年以上、辛いことばかりの日々を過ごしていると、どうなると思いますか。
ずばり、性格が悪くなるのです。
あらゆることを否定的に捉えてしまいます。
想念が、悪いのです。
今風に言うと、波動が悪い。
長年、これでもかと痛めつけられてきましたから、
暗くて、陰気で、後ろ向きで、退廃的で、悲観的で、消極的で希望のない性格になっていました。
それではいけないと、理屈では解っていたのですが。
引き寄せの法則が働き、悪い想念の所には悪い出来事が引き寄せられます。
そうすると、さらに落ち込んでしまいます。
そこで始めたのが、神様や守護霊に愚痴を言うことでした。
祈りの殆どは、愚痴です。
「私は、こんなに精進努力しているのに、なんで遊んでいる○○ ( 個人名 ) の方が幸せなんだ」
「遊びにも行かない、飲みにも行かない、寝る時間も削って頑張っているのに、これ以上どうしろと言うのだ」
「功徳を出し惜しみするな」
みたいなことを、ずっと祈ってましたね。
そうするうちに、「感謝が足りない」、とか「思い上がり」、とかいった言葉が、やたらに目に付いたり、人に言われたりして、生き方を修正するようになりました。
これだけやったのだと、傲慢になっていたのです。
その頃であったのが、マーフィー博士の本でした。
明日に続けます。