長引く不況、コロナ騒動、そして急激な円安と海外のインフレで、庶民の生活は苦しくなるばかりです。
経済面で苦しむ人が増えています。
それでなくても、恋愛、職場の人間関係、家庭環境など悩み事が絶えません。
日々、不幸を感じている人は、占いに頼ります。
五千円や一万円を出すことができず、「無料」の看板に惹かれて、いかがわしい占い・鑑定を受けてしまいます。
苦しんでいる人が、藁をもすがる思いで助けを求めてくるのですから、引っ掛ける側にとっては、これほど簡単なことは無いでしょう。
言葉巧みに、無料セミナーなどの無料イベントに誘われます。
それが、新興宗教団体への入り口です。
新興宗教の教祖は、本を出版します。
信者がリアルの本屋で買い漁るため、本屋は大量に仕入れて平積みにします。
平積みの本は目につきやすく、売れやすいのです。
開運や奇跡を求めている人は、つい、手に取ってしまいます。
本だけでなく、アニメのDVDも出しています。
本やDVDには、開運グッズと称する付録や、セミナーの無料招待券などが付いています。
行ってみようかなと思った時が、運の尽きと言えるでしょう。
新興宗教の団体は、宗教色を消しています。
団体名も、「〇〇教」などとせずカタカナの名前だったりします。
教祖様は「先生」であり、信者は「会員」です。
ここに入れば運が良くなると信じ込んで、入ってしまえば、人生の終焉になりかねません。
苦しい時に頼るのは、宗教団体でなく、神仏そのものにしましょう。
神様や仏様と自分との間に、何も挟む必要はありません。
神と自分、仏と自分、直接関わりあうべきです。
自分が不幸だと信じている人ほど、新興宗教に引っかかりやすくなります。
現在、ツイていない方、不幸のどん底にいると感じている方、絶対に引っ掛からないでください。
今持っているものまで、むしり取られてしまいます。