願いが叶うのを妨げているものの一つが、「○○が欲しい」、「○○になりたい」 という気持ちそのものです。
欲しいという気持ちの裏には、欠乏の自覚があります。
「無い」 という意識の方が、強く潜在意識に入りますから、その通り「無い」 という現実が引き寄せられます。
「なりたい」 という方も、同じです。
願いを叶えるためには、願うのをやめる必要があります。
「引き寄せの法則」 では、願いを手放しなさいと教えています。
でも、それが出来れば、苦労しません。
欲しいという気持ちを完全に無くすことはできませんが、弱めることは可能です。
その方法は、結果を神様にゆだねることです。
「かんながらたまちはえませ」 と、祈りの後に付け加える訳ですが、普通に一分くらいの祈りの後で唱えたところで、執着は消えません。
必死になって、切々と心の内を包み隠さず、全て神様に訴えます。
20分でも、30分でも、1時間でも、これ以上言うことは何もない、というところまで訴えて、その締めくくりに、
「かんながらたまちはえませ」
これは、「結果は全て神様にお任せします。どうなっても、受け入れます。」 ということですから、実際にそう思えなければ、意味がありません。
何もかも全部神様に言ってしまって、初めてそういう気持ちになれるのです。
数十分も祈ったことのある人って、そんなにいないと思います。
でも、そのくらいの量を祈らないと、執着心は消えませんよ。
心の断捨離みたいなものです。
全て出し切ったら、空いたところに喜ばしい現実が入ってきます。
試してみて下さい。