誠実に、最大限の努力をしている人だけが、神様に文句を言うことが出来ます。
神様は全知全能で、あらゆることをお見通しだ。
神様のすることは全て正しいから、何があっても神様の思し召しだと甘んじて受けるべきだ。
神様には、感謝の祈りしかしてはいけない。
このような考えの人は、神様を遠くに感じています。
遙か上の存在で、ケチをつけるなんて、考えたこともないでしょうね。
そういう人は、極限まで努力したことのない人です。
努力して、神に祈り、また努力して、それでも試練しか与えられない時は、誰でも文句を言いたくなりますよ。
メジャーへ行ったダルビッシュ投手が、怪我で戦線離脱して、今シーズンの出場が不可能になりました。
彼は、「神が、何を求めているのか分からない。」 というようなことを、インタビューで答えていました。
めいっぱい努力している人だけが言える言葉です。
頑張っていますか。
頑張っているのに、試練しか来ない時は、どんどん文句を言いましょう。
私達は人間で、神様の思う通りにいくはずがないのですからね。
文句を言っていれば、答えが返ってきます。
他人の口を通して、あるいは、ふと目にした文字、耳に入ってきた言葉など、心に突き刺さるものがあれば、それが答えです。
こういうやり取りをするほど、神様との距離が近づきます。
何度もしているうちに、「妙」 というか「呼吸」 というか、やり取りのコツみたいなものが掴めます。
感謝するだけ、あるいは、お願いして感謝するだけでは、決して得ることが出来ません。
できの悪い子ほど可愛い、と言います。
多少の戒めは覚悟して、我が儘になってみませんか。