困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

明日は重陽の節句

九月九日は、最後の節句重陽」 です。
 
菊の節句とも言われています。
 
陰陽五行説で、奇数は「陽」 の数です。
 
これが2つ重なると、陽が強すぎて、「陽極まれば陰」 となり、注意すべき日とされます。
 
季節の変わり目で、体や心の状態に影響が出る頃です。
 
日が短くなっていきますから、心が沈み、暗い気分になりがちです。
 
といっても、本来は旧暦の九月九日、新暦では今年は10月17日です。
 
昔は、心身の健康を害するのは邪気のせいだと考えていました。
 
そこで邪気を祓うため、菊を使います。
 
菊をお酒に漬け込んだ「菊酒」 を飲んで身体の内側を浄化します。
 
また、お風呂に菊の花びらを浮か辺手、身体の外側を浄化します。
 
お酒は、花びらを漬け込むのが面倒な人は、浮かべるだけでもかまいません。
 
おひたしやお吸い物に入れても、いいでしょう。
 
ただし、食用の菊にして下さい。
 
観賞用の菊は、農薬や殺虫剤が強いので、食べると具合が悪くなるかも知れません。
 
菊を詰めた「菊枕」 というものもあります。
 
そこまでしなくても、菊を枕元において、香りを楽しみましょう。
 
これは、頭の中すなわち精神や心の浄化ですね。
 
菊のアロマでも、代用できます。
 
神道的に生きる人は、菊の酒を飲んで長寿を願い、祝い、明るく楽しい一日を過ごしましょう。
 
旧暦の重陽は、丁度、菊の旬になりますから、もう一回、お祝いしましょう。
 
楽しいことは、何回やっても良いのですよ。