今月の八日から来月の六日まで、旧暦の神無月です。
「神様が出雲大社に集まって、縁結びの話し合いをする」 と言われています。
しかし、「神無月 ( かんなづき ) 」 の「な」 は、「の」 の意味です。
梅雨の頃、旧暦の6月を「水無月 ( みなづき ) 」 と言いますが、水が無いのではなく、水の月だからです。
これと同じです。
神無月の場合、漢字の表記に、いち早く目を付けた出雲大社が、「上手くやった」 わけですね。
お陰で、この時期に参拝者が増える出雲大社は、潤って、笑いが止まりません。
そもそも神様が、自分のテリトリーを放っておいて、出掛けて行くわけがありませんよ。
今年1年、ものすごく頑張ったという方は、ご褒美をおねだりしてみましょう。
年末ジャンボ宝くじの季節でもありますし、10億円を要求してみますか。
神様にしてみれば、10億円を授けるのと、100円を授ける労力の差は、ありません。
受け取れる額は徳分相応でしょうけれど、お願いは、大きい方がいいでしょう。
神様は大きな存在ですから、ちまちましたことより、でかいことが好きなんですよ。
10億円当たるか、道端で100円を拾うか。
楽しみですね。