斎庭とよく似た言葉に、「審神者 ( さにわ ) 」 があります。
古代の神道の祭祀で、神託を受け、神意を解釈して伝える者。
後に、祭祀の際に琴を弾く者を指すようになった、とWikipediaに書いてあります。
元は、「清庭 ( さやにわ ) 」 の意味で、神託を受けるために清められた庭・場所、のことでした。
「ゆにわ」 も「さにわ」 も、同じものを指していたのですね。
新興宗教では、霊の正体を見破ったり、神仏を見極めたりする行為を「さにわ」 と言うようです。
信者を前にして、
「私がさにわしたところ、父方8代前の御先祖様ですね」
みたいなことを言うのです。
信者にも、教団幹部にも、そんなものは見えませんよ。
教祖サマが、実際に見えているかどうかは、客観的に証明出来ません。
だから、信仰なのだと言えなくもありませんが。
霊能者は、全員、自称霊能者です。
騙されないように。
新興宗教に引っかかってしまうと、家族まで不幸にしてしまいます。