祓戸四神の最後に登場するのが、速佐須良比咩 ( はやさすらひめ ) です。
「加此気吹放ちてば 根国底国に坐す速佐須良比咩と云う神 持佐須良比失ひてむ」
最後の最後、罪穢れを消滅して下さる神様です。
謎の多い神様です。
しかも、強い力があったはずです。
日本には、漢字が入ってくる前から 「神代文字」 というものがありました。
多くは失われましたが、「秀真伝 ( ホツマツタエ ) 」、「上記 ( うえつふみ ) 」 が残っています。
中国の古典に書いていないから、というのがその理由です。
秦の始皇帝が統一するまでは、東アジアは群雄割拠でした。
多くの小国が、互いに領地争いをしていたのです。
隣国との戦争に明け暮れている時に、海の彼方の日本のことを記録するわけがありません。
そんなことは、学会の人も分かっているのですけどね。
今更研究して、異端者扱いされたら、地位も名誉も、職も失ってしまいます。
そして、実際に研究している学者は、オカルト扱いされています。
話が逸れました。
これで、祓戸四神のことが、少し分かって頂けたと思います。
知ったからには、大祓祝詞の霊力が増しているはずです。
自身と環境の浄化に、どんどん活用して下さい。