人間の致死率は100%です。
生まれた人は、遅かれ早かれ、必ず死にます。
死 = あの世では誕生です。
そして、時期が来れば、また、この世に生まれてきます。
これを輪廻転生といいます。
私達は、何度も繰り返して、御魂を磨いているわけですね。
ただ、一度死んでしまえば、二度と会えませんから、残された人は悲しいのです。
別れ方によっては、何年、何十年と、悲しみを引きずって生きていくことにもなります。
病気で余命宣告されたり、入院して、だんだん弱っていく姿を見ていれば、それなりの覚悟は出来ます。
そうではなく、突然の別れは、辛いですね。
人は、寿命が尽きて死にます。
病気や事故、老衰などは、手段に過ぎません。
この、「寿命が尽きかけている」 ことが分かれば、身内として、ある程度の覚悟は出来ます。
ある宗教家によると、亡くなる一ヶ月前には、御魂があの世に帰ってしまうらしいですね。
そのせいで、いわゆる「影が薄い」 状態になります。
人によっては、自動ドアに反応しなくなるそうです。
人感センサーに反応しないのですね。
ただ、御魂は抜けていても、霊は残っていますから、生きてはいます。
深層意識で死を悟っているのでしょう、行動に変化が出ます。
アルバムを整理したり、極端に身辺整理したり、掃除したり・・・。
また、無意識に手のひらや甲を、じっと眺めることがあります。
これを手鏡現象と言い、最近、話題になっています。
手相に興味がないのに、じっと手のひらを見つめていたら、死期が近いと考えられます。
人の寿命は、他人がどうこうすることが出来ません。
たとえ家族であっても、何も出来ません。
もし、愛する家族にその兆しを見たら、まず、受け入れましょう。
そして、何をすべきか、すべきでないか、自分で思いつく最善のことをして下さい。