昨日は、「許しましょう」 というところまで、書きました。
許す方法は、少し前に書きましたが、大切なことなので、再度、説明しましょう。
お坊さんや、神父さん、牧師さん、宗教団体の教祖サマなどが、「相手を許しなさい」 と言ったとして、許せますか。
出来ませんよね。
自分や家族、大切な人に害を加えた人間は、そう簡単に許せるものではありません。
しかし放っておくと、これが、怨み、憎しみに発展していきます。
そうなる前に、処理しなければなりません。
許すためには、その出来事を客観的に見る必要があります。
客観的とは、感情を捨てて、ただ、出来事だけを見ることです。
そして、その出来事を論理的に分析します。
「何のために、それが起きたのか。」
「何のために、彼 ( 彼女 ) は、それをしたのか。」
「なぜ」 ではなく「何のために」 を、分析して導き出します。
これは、紙に書き出しましょう。
スマホやパソコンのメモではなく、紙に直筆で書いて考えます。
きちっと分析できれば、かなり許すことが出来るでしょう。
これが出来れば、「理性」 のレベルに到達です。
上から5番目ですね。
私自身は、今のところ、この辺りではないかと自覚しています。
まだまだ、上を目指して行かなければならない、修行中の身です。
さて、これでもまだ許せない時は、潜在意識を使って許します。
眠りに落ちる直前の、うつらうつらした状態が、最も潜在意識とコンタクトし易い時です。
この時に、次の言葉を唱えましょう。
「私は△△さんを、宇宙に解放してやりました。△△さんは、自由です。△△さんに幸あれ。」
感情を込める必要はありません。
上から目線で、犬を逃がしてやるように解放してやります。
心の、断捨離です。
不必要なもの、ゴミは、捨ててしまいましょう。