自分の欲望から、あるいは悪意から他人を苦しめたことがある人は、後悔の念に苛まれているでしょう。
そうでない人を「サイコパス」 といい、これは厄介な存在です。
後悔している人は、「私は、幸せになってはいけない」 と信じ込み、実際に幸せになっていません。
口では幸せになりたいと言い、幸せになるための努力もしますが、最後の最後に潜在意識が幸せを拒否します。
サイコパスは、後悔も自責の念もありませんから、幸せになります。
普通の人は、故意ではなく不本意ながらも他人を傷つけたら、やはり後悔して自責の念を持ってしまいます。
良かれと思ってやったことや無意識の行動で、誰かを傷つけることは、たまにあります。
誰しもが、徳と劫を持っていますから。
実際の所、相手に劫があるから、たまたま自分が、その劫を解消させる立場になっただけなのです。
でも、普通の人は、そんな傲慢な考えは出来ません。
「悪いことをしてしまった。」 という思いを、何年も引きずってしまいます。
直接、謝罪して赦していただいても、残ってしまいます。
「こんな自分は、幸せになってはいけない。」 という思いは、潜在意識に入って、自分を罰し始めます。
挑戦は必ず失敗し、努力は報われません。
能力、実力、才能は十分にあっても、上手くいかないのです。
あなたに心当たりは、ありませんか。
これは、自分を許す以外にありません。
その方法として、先ず簡単にできるのは、アファメーションです。
「私は、自分を許します。」
潜在意識に入れるために、「許す、許す、許す・・・。」 と、何度も呟くという方法もあります。
さらに、この時期ですから、人形 ( ひとがた ) にも託しましょう。
自責の念は、罪穢れとして、御魂にくっついています。
思い当たる節があれば、特にその事柄を祈ってから人形を書きましょう。
これらのことは、全部やってください。
あなたが開運して富み栄えれば、苦しめた人に対して、影ながら何かを与えることが出来るでしょう。
さあ、今から自分自身を罰することを、やめましょう。
