今日1日を指す場合と、立春までの約2週間を指す場合があります。
今日1日だけと思っている人の方が、多いようです。
七十二候は
初候・・・款冬華 ( ふきのはな さく ) 、蕗の薹が蕾を出す。
次候・・・水沢腹堅 ( さわみず こおりつめる ) 、沢に氷が厚く張りつめる。
末候・・・鶏始乳 ( にわとり はじめて とやにつく ) 、鶏が卵を産み始める。
大寒は、1年の内で最も寒い時期です。
何故だか先日、NHKで地球温暖化についての番組が放送されていました。
勿論、温暖化の危機を煽る内容です。
寒いと、「温暖化なんて嘘じゃないか」 と思う人がいるから、なのでしょうか。
温暖化が進めば、広大なシベリアが農地として使えます。
寒冷化が進めば、現在、農作物が採れているところで農業が不可能になります。
人類を飢えから救うには、温暖化の方が有利です。
ただ、地球の歴史から見ると、現在は氷河期に当たります。
その中で比較的暖かい、間氷期です。
13000年ほど続いた間氷期は、やがて終わり、氷期に入っていきます。
数百年後は、氷期です。
プーチン大統領が、外国の記者に「ロシアは温暖化対策をしないのか」 と質問されて、
「ロシアの冬は、寒いんだよ」 と、素っ気なく答えたことがありました。
寒いのは、辛いですよね。
それはともかくとして、今年も、大寒たまごを紹介しましょう。
飼育環境が整った現在では、鶏は年中、卵を産みます。
しかし、昔は、寒いこの時期には、あまり産みませんでした。
鶏は体温を保つために沢山の餌を食べ、飲む水は少なくなるので、卵も栄養が凝縮していました。
それで、たまに産む卵は普段よりも栄養価が高く、貴重なものでした。
最も寒い日のイメージがある「大寒の日」 の卵は、まさに縁起物でした。
現在では、毎日産みますから、私達も手に入れることができます。
確実に買うなら通販ですが、付加価値が付いていて高いですね。
ご安心下さい、スーパーでも買えます。
卵の消費期限は、パック詰めした日から14日です。
ただ、産んだその日にパック詰めされたかどうかは、分かりません。
産んだ日に採集されますが、パック詰めは、翌日か、翌々日か、・・・。
産んでから3日も4日も経ってからパック詰めすることは、ないでしょうけど。
そこで、消費期限の日付が、2月3日~5日くらいのものを買えば、大寒たまごに当たります。
まあ、縁起物ですから。
こんなことでもワクワクできる方は、幸せです。
私は、ワクワクします。