明日1月5日は、二十四節気の第23「小寒 ( しょうかん ) 」 です。
明日1日を指す場合と、大寒までの2週間を指す場合があります。
小寒は、期間を指す場合の方が多いようです。
七十二候は
初候・・・芹乃栄 ( せり すなわち さかう ) : 芹がよく生育する。
次候・・・水泉動 ( すいせん うごく ) : 地中で凍っていた水が融けて、動き始める。
末候・・・雉始雊 ( きじ はじめて なく ) : 雄の雉が鳴き始める。
明日から、寒の入りです。
そして、立春の前日までの約1ヶ月間が「寒」になります。
その字の如く、寒い日が続きます。
このところ、テレビの報道番組や天気予報では、表現が大袈裟になってきて、物凄く寒くなるようなことばかり言っている気がします。
表現のインフレでしょうか。
大雨や台風に関しても、です。
ただ、地球は冷えてきているようです。
昨年、南極の四月から九月、すなわち南極の冬の平均気温が、観測史上最低を記録しました。
2年か3年前には、南極における最低気温が更新されましたし、昨年は、上空の最低気温が更新されました。
年末には、カナダの北部でマイナス50℃が、観測されました。
この冬、北極の氷の厚さが、過去最高になる予想です。
地球の歴史から言えば、現代は第二 ( 第三 ) 氷河期の中の間氷期に当たります。
間氷期とは、氷河期の中の比較的暖かい期間のことです。
13000年ほど続いた今回の間氷期が、そろそろ終わり、氷期に入っていきます。
氷期といっても、地球全体が凍りつくわけではありません。
しかし、全体に気温が下がるので、食料問題が起きるでしょう。
二十四節気や七十二候で風流を感じられるのも、今のうちです。
諸説ありますが、氷期まで、まだ数百年あるそうです。
来世、生まれ変わった時が、楽しみですね。
きっと、氷期の真っ只中です。
チャレンジングな日々になりそうで、ワクワクしてきませんか。
今のうちに、たっぷり徳を積んでおけば、来世は楽しい日々を過ごせますよ。