明日1日を指す場合と、立春までの2週間を指す場合があります。
大寒は、明日1日だけを指すことが多いようです。
七十二候は
初候・・・款冬華 ( ふきのはな さく ) : 蕗の薹が蕾を出す。
次候・・・水沢腹堅 ( さわみず こおりつめる ) : 沢に氷が厚く張りつめる。
末候・・・鶏始乳 ( にわとり はじめて とやにつく ) : 鶏が卵を産み始める。
大寒の日に生まれた卵は、縁起がいいとされています。
大寒卵は、インターネットで買えますが、高いですね。
スーパーで買うのと比べると、2倍くらいします。
さて、「卵の賞味期限は、産卵日を起点として21日以内を限度とする」と、法律で決まっています。
そこで、パッケージに書かれている賞味期限を逆算して、大寒の日に生まれたものを買えばいいわけです。
ということで、「2月9日」と印字されているものが、該当します。
賞味期限を、もう少し短めにの2週間にしているところもあります。
ですから、少し幅を持って購入すれば、確実です。
外れても、この時期の卵は「寒卵」と言って、栄養が豊富だとされています。
ただ、スーパーの卵も高くなっていますね。
飼育コストの上昇に加えて、鳥インフルエンザで大量殺処分がありましたから。
貴重な大寒卵を、じっくり味わってください。
もう一つ。
明日は、二十日正月です。
全国的に、この日をもって正月飾りを片付けます。
徳川幕府のお達しを従順に守っている地域では、七日に終わってますが。
ともあれ、世間では正月氣分も明日まで。
神道に生きる私たちは、正月の終わりを惜しんで、大いに盛り上がりましょう。