感覚を研ぎ澄ませるのに、1日に数分トレーニングするだけでは、足りません。
気づいたときに、その都度、指先や皮膚感覚に注意を払う訓練を続けましょう。
また、手触り、肌触りだけでなく、食べ物の食感、喉越し、味、匂いなどにも集中してみましょう。
お喋りしながらの食事もいいですけど、たまには、食べることに集中してみてください。
こうして、感覚を研ぎ澄ませていきます。
また、夜、寝る時など、横になったときに、体全体に注意を向けるのもお勧めです。
普段、体の各部位については、痛みでもない限り注意を向けることはないでしょう。
横になってリラックスした状態で、各部位の意識を感じてみましょう。
酷使している部分は、ありませんか。
自覚があれば、その部分をさすりながら、労ってください。
体は大切な「パートナー」だとの考え方があります。
労ってあげれば、応えてくれますよ。
このようなことを続けて、外部環境のわずかな変化、兆しをキャッチして、難を避けられるようにしましょう。
そして、自分の身は自分で守り、家族や大切な人も、守れるようになりましょう。