器が大きい人とは、寛容な人。
赦すことのできる人です。
あなたは、些細なことで他人を責めていませんか。
ネット上では、自分と全く関係のない人を責める人がいます。
あなたは、実際に行動に移さなくても、心の中で他人を責めていませんか。
自分は、損害も迷惑も受けていないのに、見ず知らずの他人を責めることはありませんか。
あるいは、まだ起きていない未来の悪いことを想像して、自分に害をなすかもしれない人を責めていませんか。
他人を責める人は、自分自身も赦していません。
過去の失敗を、いつまでも引きずっている人は、自分を赦していないのです。
後悔が多い人も。
まず、自分を赦しましょう。
「過去のことは、全て、必要であり、必然のことだったのだ。」
「どちらの道を選択しても、今以上のことにはならなかったのだ。」
と。
今迄ずっと最善を尽くしてきた、と言える人は少ないでしょう。
仕方がありません。
いつも最善を尽くすような人だったら、この世で御魂磨きをする必要はないでしょう。
そんな人は、神上がりして守護神になっていると思います。
足りないから、この世で修行しているわけです。
困難は避けたいし、楽な道を選びたいし、怠けたいし、辛い修行なんてしたくないのが普通です。
御魂が完成していないから、自分が赦せないし、他人に自分自身を反映して赦せないのです。
まず、小さなことは赦す練習をしましょう。
他人が自分に対して行った理不尽な行為のうち、実害の無いものは、とりあえず赦します。
上から目線で相手を捉えて、「汝を赦してやる」と、繰り返し心で呟きます。
赦そうと思えなくても、呟いているうちに、怒りの気持ちが収まってきます。
何度も、そうしていれば、実害の無いものは受け入れられるようになります。
まずは、そこから。