金運が欲しいと言う人は、「お金が欲しい」のだと思います。
日本人は、「お金が欲しい」と、なかなか声に出して言えません。
神社で祈る時、「お金をください」と祈る人は、少ないでしょう。
あからさまに「お金が欲しい」とは、神様に対して言うのも憚られます。
でも、よく考えてください。
本当に、お金が欲しいのでしょうか。
欲しいのは、お金で手に入れられる「何か」でしょう。
ジャンボ宝くじが売り出されると、大きな売り場では、山積みにされた10億円の札束が展示されたりします。
見たことがある方も、いらっしやるでしょう。
もちろん、本物のお札ではありませんが。
案外、嵩が低いと思いませんでしたか。
10億円といっても、部屋の片隅に積んでおけるくらいの量です。
一枚たりとも部屋から出してはいけないという条件で、10億円をもらったとしたら、嬉しいですか。
眺めるだけで、使うことができない10億円です。
これが、100億でも、1000億でも、使えなければ意味がありません。
部屋が狭くなるだけですし、盗まれやしないかと心配で眠れません。
本当に欲しいものは、お金で手に入れられる「何か」のはずです。
これは、物質的なものやサービスだけとは限りません。
安心感、ゆとり、自尊心、健康なども含まれます。
神社で祈る時も、潜在意識を活用する時も、その他スピリチュアルの技を使うときも、その「何か」を要求してください。
どうしても現金が欲しい方は、具体的に、その「何か」を得るためには〇〇円必要だ、という祈りなら良いでしょう。
自分が真に望んでいることが何なのか。
それと祈りがズレていると、願いは叶いません。