安心感に包まれるように、いくらでも、何種類でも、御守りを持ってください。
ということを、前回書きました。
お札についても、同じことが言えます。
神棚には、中央に天照大神のお札をお祀りします。
これは、神宮大麻と呼ばれるもので、全国、どこの神社にも置いてあります。
神棚に向かって右側に、産土神社のお札をお祀りします。
向かって左側には、お氣に入りの神社のお札です。
神棚が狭い場合は、いちばん手前に神宮大麻、次に産土神社、そしてその他の神社のお札を重ねます。
我が家の神棚は、たたみ一畳ほどの大きさがあります。
伊勢の内宮、外宮、荒祭宮、鹿島神宮、下鴨神社、大神神社、出雲大社・・・など、たくさんのお札が並んでいます。
もちろん、神様同士が喧嘩することなんてありませんし、祟られることもありません。
大きな神社だと、年間何十万人、何百万人も参拝に訪れます。
参拝者の一人が、他の神社のお札と一緒に祀っていたからといって、神様が氣にされるわけがありません。
神様が嫉妬するとか喧嘩するとかいう人は、自分が、そういう狭量だからでしょう。
神様は神様ですから、度量が大きいです。
好きなだけお祀りください。
お札の御神氣は、家と家族を守ってくれます。
自分と家族の運を良くしてくれます。
またお札は、神社の神様との通信装置でもあります。
神札に向かって祈れば、神様に通じます。
たくさんあるほど、多くの神様に祈りが通じるのですから、願いが叶いやすくもなります。
遠慮しないで、思う存分お祀りして、御神氣に包まれた幸せな毎日をお過ごしください。