言葉遣いを注意されるのは、小中学生の頃だけでしょう。
大人になってからは、ほとんど注意されないのではないでしょうか。
あるとすれば、新入社員が敬語の使い方の指導を受けること、くらいでしょう。
近頃では、NHKのアナウンサーですら、言葉遣いが乱れているように感じます。
さて、敬語の使い方や、流行語を連発することについては、ここでは取り上げません。
私たちにとって必要なのは、運を良くする言葉遣いです。
まず、肯定的な言葉を使う工夫です。
人は誰しも、悪いことを避けようとする言葉を使いがちです。
「〇〇をしないように」
失敗、怪我、遅刻、食べ過ぎ、飲み過ぎ、などをしないようにと。
自分自身に言い聞かせるときもありますし、他者を心配して声を掛けることもあります。
このような言葉掛けは、自分も言われた相手も、失敗、怪我などのネガティブな状態を引き寄せてしまいかねません。
このような言葉が浮かんだら、肯定的な言葉に変換してから、声に出しましょう。
次に、荒い言葉を発しないように注意しましょう。
頭に血が上って、他人を罵倒しないように。
きつい言葉は、相手を傷つけるだけでなく、いずれ戻ってきます。
さらに、他人の批判もしない方が賢明です。
潜在意識は主語を解しませんから、批判した内容が、そのまま潜在意識に入ります。
そして、自分がそのような人として、自動的に行動してしまいます。
また、首相や芸能人に対する批判は、その人の耳に届くことはありませんが、上司や知人に対する批判は、その限りではありません。
後で厄介なことになる可能性があります。
仲間内で、そこにいない人の悪口を言い始めたら、その場を離れましょう。
さあ、自分なりに工夫して、良い言葉だけを発する人生にしていきましょう。
言葉の力は強大です。
人生を変える力があります。
本当に人生を変えたいなら、良い言葉のみを発してください。