潜在意識は主語を解さない。
自分の発した言葉は、自分自身が一番近くで聞いている。
しょっちゅう他人を批判したり悪口を言ったりしていると、それが自分ごととして潜在意識に入ってしまう。
ということで、発する言葉に注意しましょうと、前回、書きました。
鋭い方は、氣づいたと思いますが、逆のことも言えます。
他人を称賛したり、他人に感謝したりする言葉は、自分を称賛したり、自分に感謝することになるのです。
大谷翔平選手が活躍しているのを見て、「大谷、かっこいい。大谷、すごい。」と言葉に出せば、自分ごととして潜在意識に入ります。
たまに言うくらいでは、入りませんが。
褒めたり感謝したりするだけでなく、お金持ちを見て「あの人は裕福だ。」「あの人は幸せだ。」と言うのも、同じ効果があります。
大金持ちの生活を紹介している ( 自慢している ) 動画やテレビ番組を見たら、裕福だ、金持ちだ、幸せだと、言葉に出して賞賛するのが正解です。
繰り返しているうちに、自分ごととして潜在意識に入り、実現します。
恵まれている人を見て、嫉妬の言葉を吐いたり、悪口を言ったりしてはいけません。
大金持ちと自分を比べて、「どうせ自分なんか」とか「住む世界が違う」とか言うのは、最悪です。
「どうせ・・・」が口癖の方は、絶対に「どうせ」を言わない、と決めてください。
「どうせ」は、自分を不幸にする言葉です。
足を引っ張る言葉です。
日頃、どんな言葉を使っているか、チェックするといいですね。
一つ付け加えておきますが、大切なのは言葉であり、感情ではありません。
恵まれている人を見て嫉妬したり、嫌悪感を持ったりしても、そういう自分を否定しないでください。
感じるのだから、仕方がありません。
その感情を横に置いておいて、「彼は裕福だ。」「彼女は幸せだ。」と言葉に出すことが大切です。
言葉にして、自分の耳に聞かせると、やがて潜在意識に入ります。
良い感情が伴っている方が入りやすいのですが、最初に立ち上がる感情はコントロールできません。
ですから、否定的な感情が起きても、氣にしないのです。
さあ、良い言葉を使って、幸せを呼び込みましょう。