人生において、未練は重荷であり、足枷であり、苦しみのもとです。
誰しもが、多かれ少なかれ、何かに未練を持っています。
別れたパートナーとの復縁を願っているのは、その一つです。
ほとんどの場合、復縁は叶いません。
復縁を願うよりも、新たな出会いを求めた方が幸福になれます。
「勉強させてもらった、ありがとう」という氣持ちで、きっぱりと未練を捨ててしまいましょう。
この場合、まず、復縁するとどんないいことがあるか、書き出します。
次に、復縁することで起きると予想される悪いことを、書き出します。
相手にとっての良いことと悪いことも、書き出します。
書き出すことで、冷静に、客観的に、二人の関係を見直すことができるのです。
相手が未だにフリーである場合、すでに新しいパートナーがいる場合、不明な場合によって内容は違ってくるでしょう。
「こうなったらいいな」ではなく、あくまでも客観的に考察してください。
他の事柄についての未練も、同じように、書くことで処理しましょう。
未練は、人だけでなく、地位や名誉、財産、健康など、あるのが当たり前だと思っていたものを失った時に生じます。
普段から「当たり前のことなど、何一つない。」と、「有る・在る」ことに感謝しましょう。
当たり前のように見えても、当たり前じゃないのですから。