明日2月8日は、針供養です。
物に魂が宿る、あるいは、初めから宿っているという考えに、違和感を持つ日本人は少ないでしょう。
供養とは、日本の場合、御先祖様、すなわち、既に亡くなっている人に対して食べ物や花などを捧げることを言います。
針供養は、錆びたり折れたりして、もう使えなくなった針を「亡くなったもの」として扱います。
また、使っている針を休ませる意味で、針供養を行っているところもあります。
たいてい、豆腐や蒟蒻など柔らかいものに刺して、針に感謝の祈りを捧げます。
さて、あなたは愛用しているものに名前をつけたりしていませんか。
車、自転車、筆記用具、調理用具、仕事の道具などに名前や愛称をつけて呼んでいる方。
あなたは、物を大切にする人です。
だから、愛用している物から大切にされます。
ときに、命を守ってくれることもあります。
自動車を運転する人なら、奇跡的に事故を免れた経験があるという方がいらっしゃると思います。
大切に扱っている物には、人格を持った魂が宿ることを信じて、快適な日々を過ごしましょう。