進学、就職、結婚などで、凶方位に引っ越すことがあります。
凶方位であることが事前に判っていたら、凶作用を避けることができます。
その一つが、「方違え」です。
これは、一旦、凶方位ではない別の場所に引っ越します。
そこで、日の十干十二支が一回りする60日、その場所で寝泊まりします。
一日中、そこにいる必要はありません。
しかし、干支の組み合わせ全て、その場所で眠ることが必要です。
その後、目的地に引っ越します。
いったん引っ越す場所の方位も、そこから目的地の方位も吉方位が望ましいのですが、そうでなくても構いません。
凶作用を避けることができたら良し、です。
問題は、既に引っ越してしまってから、凶方位だったことに氣付いた時ですね。
一つは、そこから吉方位へ引っ越すという手があります。
年盤と月盤が重なる時を選んで、大吉方位に引っ越しましょう。
それが無理なら、吉方位旅行を繰り返すことです。
少なくとも年に一回、100キロ以上離れた吉方位に、3泊4日以上滞在します。
これも、年盤と月盤て吉方位が重なる時がいいでしょう。
引っ越した年も含めて12年、続けてください。
もう一つ。
腹を括って、凶作用を受け入れるという手もあります。
世の中に、偶然はありません。
偶然だと思っていたことは、必要、必然だったのです。
凶方位に引っ越したのも、必然であり、守護霊が導いたのでしょう。
有難いことだと受け止めて、次々に襲いかかる災禍厄難を迎え撃ち、刧を祓いながら御魂磨きをするのです。
そして、刧が晴れたら、天から与えられた使命を果たす人生を、存分に楽しんでください。