明日1日だけを指す場合と、処暑までの半月間を指す場合があります。
立秋は、明日1日だけを指すことの方が多いです。
七十二候は
初候・・・涼風至 ( すずかぜてたる ) : 涼しい風が立ち始める。
次候・・・寒蝉鳴 ( ひぐらしなく ) : 蝉が鳴き始める
末候・・・蒙霧升降 ( ふかききりまとう ) : 深い霧が立ち込める。
秋と言われても全く実感はありません。
まだまだ夏は続き、9月に入っても残暑が続き、秋を感じるのは10月くらいからでしょうか。
旬の野菜や果物を積極的に食べて、暑い夏を乗り切りましょう。
さて、立秋には特別な行事はありませんが、明日は7日ということで「七日盆」を行う地域があります。
七日盆は、13日〜16日のお盆を迎える準備を始める日です。
墓掃除をしたり、仏壇の掃除をしたり、お盆に灯す提灯の用意をする地域もあります。
また、この一年の間に亡くなった ( 正確には、亡くなって四十九日が過ぎた ) 人が最初に迎えるお盆「初盆」( あるいは「新盆」) を祀り始める地域もあります。
これは、お盆の期間中に、お坊さんにお参りしていただくことで済ませる地域もあります。
いずれにせよ、日本人の多くは亡くなった後も、供養という形で家族や子孫から大切にしてもらえるのですから、ありがたいですね。