困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

明日は大寒、二十日正月

明日1月20日は、二十四節気の第24「大寒」です。

 

明日1日を指す場合と、立春までの2週間を指す場合があります。

 

大寒は、明日1日だけを指すことが多いようです。

 

七十二候は

 

初候・・・款冬華 ( ふきのはな さく ) : 蕗の薹が蕾を出す。

 

次候・・・水沢腹堅 ( さわみず こおりつめる ) : 沢に氷が厚く張りつめる。

 

末候・・・鶏始乳 ( にわとり はじめて とやにつく ) : 鶏が卵を産み始める。

 

大寒といえば、大寒卵ですね。

 

大寒の日に生まれた卵は、縁起がいいとされています。

 

大寒卵は、インターネットで買えますが、高いですね。

 

スーパーで買うのと比べると、2倍くらいします。

 

さて、「卵の賞味期限は、産卵日を起点として21日以内を限度とする」と、法律で決まっています。

 

そこで、パッケージに書かれている賞味期限を逆算して、大寒の日に生まれたものを買えばいいわけです。

 

ということで、「2月9日」と印字されているものが、該当します。

 

賞味期限を、もう少し短めにの2週間にしているところもあります。

 

ですから、少し幅を持って購入すれば、確実です。

 

外れても、この時期の卵は「寒卵」と言って、栄養が豊富だとされています。

 

ただ、スーパーの卵も高くなっていますね。

 

飼育コストの上昇に加えて、鳥インフルエンザで大量殺処分がありましたから。

 

貴重な大寒卵を、じっくり味わってください。

 

もう一つ。

 

明日は、二十日正月です。

 

全国的に、この日をもって正月飾りを片付けます。

 

徳川幕府のお達しを従順に守っている地域では、七日に終わってますが。

 

ともあれ、世間では正月氣分も明日まで。

 

神道に生きる私たちは、正月の終わりを惜しんで、大いに盛り上がりましょう。

 

 

 

天津祝詞で氣分を上げる

天津祝詞は、覚えられましたか。

 

天津祝詞には、環境や自分自身を祓い清める力があります。

 

神社参拝においては、最初にこれを唱えることで、氣分を上げることができます。

 

ほとんどの人は、十円玉を一枚賽銭箱に放り込み、2拍手して、いきなり願い事をするというパターンです。

 

テレビで神社参拝の特集が流行っていた頃は、それを見て、作法を覚えて実践する人もいたでしょう。

 

大体は、鳥居の前で一礼する、参道の端っこを歩く、手水の作法、二礼二拍手一礼、そして願い事。

 

こんな感じでしょう。

 

私の知る限り、天津祝詞を勧めている番組はありませんでした。

 

あなたは、ぜひ、天津祝詞を覚えて、祈りの最初に唱えてください。

 

祈りとは、意・乗り。

 

発する言葉に氣持ちを乗せることです。

 

天津祝詞を唱えていると、厳かな氣分になってきます。

 

祓いの霊力を発揮できなくても、氣分は上がります。

 

それで、スムーズに祈りに入っていけます。

 

般若心経を覚えている人はたくさんいますが、天津祝詞を覚えている人は少ないです。

 

漢字ばかりで意味の分からない般若心経より、日本語で意味の分かる天津祝詞の方が、はるかに覚えやすいと思います。

 

ぜひ、覚えてください。

 

神前で天津祝詞から始める人は、極めて少数ですから、神様にすれば特別な存在でしょう。

 

お覚えめでたいですよ。

 

 

 

風の時代は軽薄に

以前、「軽薄を目指そう」と書きました。

 

土の時代では、地に足を着けて精進努力することが尊ばれました。

 

スポーツ選手のトレーニング風景が、たまにテレビで放映されますね。

 

ああいうのを見ると、元気が湧いてきませんか。

 

そう感じる方は、努力すること、頑張ることは良いことだと信じ、自らも努力できる人です。

 

限界まで頑張って、疲れ果てて眠っても、また次の日、頑張れる人です。

 

土の時代は、それで良かったのです。

 

というか、そうでなければ成功しませんでした。

 

でも、時代は変わりました。

 

努力する、頑張るというのは、ある意味、執着です。

 

自分の思考や知識、経験の範囲内での執着です。

 

風の時代では、一つのことに固執するよりも、より良い方へ、スイスイと進んでいく方が幸せになれます。

 

我力で精進努力するだけでは到達できない高みに、追い風に乗って昇っていきましょう。

 

そのためには、執着を捨てて、軽くなる必要があります。

 

今流行りの断捨離は物を捨てますが、真に捨てるべきは、執着です。

 

今、手にしている物や人が、あってもいいし、なくしても構わない、という気持ちになれますか。

 

物を無理に捨てなくてもいいのです。

 

それに対する執着を捨ててください。

 

人も同じです。

 

それで心が軽くなれば、風に乗ります。

 

飛行機は、薄くて軽い材料でできています。

 

軽いから、飛べるんです。

 

土の時代では、軽薄な人は蔑まれました。

 

風の時代では、軽薄な人はフットワーク軽く、あっという間に遠くへ行ってしまえます。

 

ただし、努力は必要です。

 

これは、土の時代のように、一つのことに固執して頑張るのではありません。

 

執着を捨てる努力と、閃いたら即行動する努力です。

 

軽薄になる努力をして、風の時代に夢を叶えましょう。

 

 

明日は土用入り

明日1月17日から2月3日まで、「冬土用」です。

 

土用は年に4回ありますが、ほとんどの人は「土用の丑の日に鰻を食べる」だけしか興味がないでしょう。

 

土用は、土公神が地上を支配しているので、土いじりをしてはいけないとされる期間です。

 

土木や建築、農業などの関係者出ない限り、冬のこの時期に土いじりをすることは、あまりないでしょう。

 

土用には、土いじり以外にも、引っ越しや新しいことを始めるのも良くないとされています。

 

引越しのシーズンでもありませんし、入学や入社の時期でもありませんから、こちらもあまり関係ありません。

 

したがって、冬土用は、あまり氣にする必要はないといえます。

 

氣になる方は、土公神が天界に出かけていて留守になる「間日 ( まび ) 」を活用してください。

 

冬土用における間日は、寅、卯、巳の日です。

 

今年は、1月21日、23日、2月1日、2日です。

 

土用には、土用殺という凶方位があります。

 

冬土用では北東60度の範囲になりますから、長距離、長期の移動には注意してください。

 

冬土用の期間に「ひ」のつくものや赤いものを食べると良い、とされています。

 

ひじき、ヒラメ、トマト、いちごなど、意識して食べてみてください。

 

さて、今年の干支「癸卯」の象意が現れ始めます。

 

世の中の変化に注意してください。

 

難を逃れ、チャンスを掴むために、しっかりアンテナを張って、直感を信じ、「ひらめいたら即行動」です。

 

 

 

無理矢理ポジティブに考えない

物事そのものには、ポジティブもネガティブもなく、ただ「在るだけ」、「起きただけ」です。

 

同じ出来事に対しても、感じ方は人それぞれです。

 

例えば、財布を落とした時、余裕のない人はパニックになるでしょう。

 

余裕のある人なら、「ま、いっかぁ」で済んでしまうかもしれません。

 

何か起きた時に、最初に立ち上がる感情は、コントロールできません。

 

修行を積んだら、制御できるようになるかもしれませんけど。

 

問題は、その次です。

 

なけなしの財産が入った財布を落としたら、パニックになるのは仕方がありません。

 

少し時間が経って落ち着いた時、思考が働き始めます。

 

その時、「ツイてない」、「もうだめだ」、「なんて私は馬鹿なんだ」などと、ネガティブ思考が立ち上がる人は、まあ、普通です。

 

「これは守護霊の導きだ」、「開運のサインに違いない」、「きっと誰かが拾って交番に届けてくれる」と、ポジティブに考える人もいるでしょう。

 

でもこれは、少数派だと思います。

 

普通の人は、マイナス思考に陥ります。

 

それが、本能ですから。

 

ここで、「運が良くなるためには、ポジティブに考えねばならない」として後者のような思考を頑張るのは、よろしくありません。

 

なぜなら、「天の教えに違いない」と思考しつつ、本音では「損した」、「どうしよう」と否定的に考えているのです。

 

ここで、無理をしないことが大切です。

 

「天の教えだ、天の教えだ、天の教えだ」や「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と何回繰り返しても、現実は変わりません。

 

現実を受け入れるしかありません。

 

ここで出来るのは、無限に落ちていく思考にブレーキをかけることだけです。

 

そんな時は、スキップをしてみてください。

 

スキップしながら落ち込むことは、不可能です。

 

体を動かして、血行がよくなると、頭の回転も上がり、解決策が浮かぶかもしれません。

 

ジャンプなどの衝撃が脳に好影響があると、ドクター中松は仰っていました。

 

ネガティブなことが起きたら、無理矢理ポジティブシンキングしないで、体を動かしましょう。

 

 

明日は小正月

明日1月15日は、小正月です。

 

元々は、旧暦の1月15日、満月の日でした。

 

元日から始まった松の内の締めくくりでもあります。

 

地方によっては14日に行いますが、田圃に、竹や稲藁で左義長 ( とんど、どんど、どんど焼き・・・ ) を組んで、燃やします。

 

この時、正月飾りに使った半紙や注連縄、古い御札も燃やします。

 

書初めが炎で高く舞い上がったら字が上達するとのことで、子供の頃に、やったことのある方もいらっしやるでしょう。

 

そして、残った炭火でお餅を焼いて食べます。

 

これを食べると、1年間、健康で暮らせるとのことです。

 

また、田圃のない都会では、一宮クラスの神社で納められた古い御札や御守りのお焚き上げが行われますので、参加されると良いでしょう。

 

ともあれ、正月氣分も一区切りつけることになりますね。

 

重くなった体を、軽くしていきましょう。

 

ただ、二十日正月まで正月氣分でいたい方は、それもいいでしょう。

 

許されます。

ジャネーの法則

時の経つのが早く感じる方が、ほとんどでしょう。

 

歳をとるほど時間が早く過ぎるように感じることを、「ジャネーの法則」と言います。

 

1年の長さは、60歳の人だと人生の60分の1、6歳の人にとっては、人生の6分の1です。

 

10倍も違います。

 

6歳で人生を振り返ることはないでしょうけれど、20歳の人に比べても、60歳の1年は、三分の一です。

 

だから短く感じるのだ、という説が一つ。

 

歳をとるほど、一年のイベントが限られてきて、新しい体験も減ります。

 

同じような毎日を過ごしているので、あっという間に1年が過ぎてしまう、という説もあります。

 

私は、物理的に時間の速度が速くなっているのではないか、と感じるくらい、時間が早く過ぎてしまいます。

 

年が明けて、もう2週間が経とうとしています。

 

これを、もう一回繰り返せば、2月です。

 

あと25回繰り返せば、来年です。

 

なかなか、目標が達成できないから、時間だけが過ぎていくように感じてしまうのかもしれません。

 

時間の経過をネガティブに感じるのは、満足していないからでしょう。

 

私はとりあえず、小さな目標を沢山立てて、成功する喜びを味わいつつ、勢いをつけていこうと思っています。

 

さあ、あと50週間、加速していきましょう。