困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

明日は穀雨

明日4月19日は、二十四節季の第6「穀雨」 です。

 

明日1日だけを指す場合と、立夏までの2週間を指す場合があります。

 

穀雨は、明日1日だけを指すことの方が多いようです。

 

七十二候は

 

初候・・・葭始生 ( よし はじめて しょうず ) : 葦が芽を吹き始める。

 

次候・・・霜止出苗 ( しも やんで なえ いず ) : 霜が終わり稲の苗が生長する。

 

末候・・・牡丹華 ( ぼたん はな さく ) : 牡丹の花が咲く。

 

氣温の上昇とともに、動きやすくなってきました。

 

暑くなると、また、動くのが億劫になるので、今のうちに、やりたいことは全部、手をつけておきましょう。

 

ただ、今月25日まで水星が逆行しています。

 

占星術上での意味は様々ありますが、特に、コミュニケーションに注意しましょう。

 

言葉の行き違いや、メールの間違いなど、誤解されるようなことが起きやすい時です。

 

失敗した時は、「悪事も一言、善事も一言」で実現できる神様、一言主大神に助けてもらいましょう。

 

困った時は、神様に素直に甘えるのが一番です。

 

明日も良い1日をお過ごしください。

 

 

 

 

感謝の大切さ

神様に祈願する時は、感謝から入るようにと、多くの人が言っています。

 

中には、「神社では感謝だけして、お願いをしてはいけない。」と言う人もいるくらいです。

 

なぜ、感謝なのでしょうか。

 

感謝しないと、神様の機嫌が悪くなって、願いを叶えてくれないからなのでしょうか。

 

もしかしたら、そのような狭量な神様もいるかもしれませんが。

 

私たち日本人にとって、神様は、先祖の先祖の大先祖です。

 

他国の神様のように、跪いたり、平伏したりして祈る対象ではありません。

 

神社では、立ったまま祈るでしょう。

 

神様からすれば、私たちは孫の孫の孫の・・・・孫みたいなものです。

 

あなたに小さなお子さんやお孫さんがいたとしたら、感謝されなくても、可愛がるでしょう。

 

神様だって、同じでしょう。

 

では、なぜ感謝の祈りが必要かというと、感謝は意識のレベルが高いからです。

 

より、神様に近いレベルと言えます。

 

欲望ギラギラで祈るのと、感謝で祈るのとでは、どちらが高いレベルか。

 

考えるまでもないでしょう。

 

常に感謝の意識でいると、神様など高次元からのメッセージが受け取りやすくなります。

 

思考の力をフル活用して進んでいくより、神様に導かれる方が、はるかに楽です。

 

歯を食いしばる日々より、ウキウキ楽しい毎日の方がいいに決まってます。

 

それが、感謝するだけで手に入るのですから、簡単です。

 

ただし、口先だけでなく、心から感謝してください。

 

目が見えること、耳が聞こえること、頭が正常であること、自分で呼吸ができることなど、自分にとって当たり前すぎて氣にも留めていなかったことが、いくつもあるでしょう。

 

目が見えない人にとって、見えることは当たり前ではありません。

 

耳が聞こえない人にとって、聞こえることは当たり前ではありません。

 

その他、当たり前だと思っていることは、実は、当たり前ではないのだ、奇跡なのだということです。

 

溢れるばかりの奇跡に囲まれていることに氣付いたら、感謝の塊になるでしょう。

 

どんどん感謝して、神様と近づき、幸せを享受してください。

何にフォーカスするか

人生は、行きたい方向を見ていないと、うまくいきません。

 

お金持ちになりたいなら、お金を儲ける、稼ぐ、増やす方を向いている必要があります。

 

しかし、大半の人は、お金持ちになりたいのと同時にネガティブな考えも、持ってしまいます。

 

金持ちになったら、襲われるかもしれない。

 

詐欺に遭うかもしれない。

 

変な人が寄ってくるかもしれない。

 

子供が誘拐されるかもしれない。

 

妬まれるかもしれない。

 

のように、数え上げたらキリがありません。

 

行きたい方と逆を、同時に見ているのです。

 

綱引きをしているようなもので、人生は、なかなか進まないでしょう。

 

そうしているうちに、逓減していきます。

 

脳は現状維持を強制しますから、何かを得ようとすると、それを得させないことを考えます。

 

これを防ぐには、よそ見しない工夫しかありません。

 

試験に合格したいなら、合格した先のことを妄想することです。

 

起業したいなら、作った会社が発展していく様子を妄想するのです。

 

目標と、さらにその先を見ることで、よそ見しなくなりますし、後ろを見ることもありません。

 

現状維持をさせようとする脳に逆らって、意識的に、先を見ましょう。

 

そうやって、進んでいくのです。

 

 

明日は土用入り

明日4月16日から5月4日まで、春土用です。

 

土用の期間中は、土公神が地上を支配しているので、土いじりや引っ越し、新規の事業は控えた方が良いとされています。

 

土公神が地上を離れる日である「間日」は、その限りではありません。

 

春土用の間日は、巳、午、酉の日です。

 

今年は、4月23日、24日、28日です。

 

また、土用の期間だけの凶方位「土用殺」があります。

 

春土用では、南東の方角になります。

 

自宅から南東60度 ( 流派によっては45度 ) の範囲が、凶方位になります。

 

こちらは、九紫火星の方には本命殺、六白金星の方には本命的殺と重なって、二重の凶になりますから、特にご注意ください。

 

春土用では、戌の日に「い」のつくものや白いものを食べると良いとされています。

 

戌の日は、4月16日と28日です。

 

運が良くなるのだと確信して、食べてください。

 

さて、少し前にも書きましたが、人生を変えるのに一番いい方法が引っ越しです。

 

土用であろうが、凶方位であろうが、引っ越せば人生が変わります。

 

凶作用はあるでしょうが、自分で自分を罰しない限り、持っている刧を超えるような災禍厄難は来ません。

 

人生を変えたい方は、思い切って、移動してください。

 

 

 

 

木花開耶姫2

「このはなさくやひめ」は「このはなのさくやひめ」と言われることもあります。

 

御神名は、働きを表しますから、「の」があるのとないのとでは、多少、働きが違ってきます。

 

言霊で「の」は能や納など、いくつかあります。

 

ただ、普通に祈願する時は、厳密に考える必要はありません。

 

神社が示している御神名を唱えてください。

 

神社以外のところで祈願する時は、自分にしっくりくる方、好みに合う方で構いません。

 

余談ですが、天津祝詞の冒頭にある高天原は、「たかまがはら」、「たかあまはら」、「たかまのはら」などの読み方があり、神主によって唱え方が違います。

 

言霊が違うので、厳密には働きが違うのですが、氣にするほどのものではありません。

 

文字について言えば、このはなさくやひめを漢字で書くとき、木花開耶姫木花咲耶姫木花佐久夜毘売など、こちらも何種類かあります。

 

これは、音に漢字を当てはめているだけなので、全く氣にする必要はありません。

 

さて、あなたがイメージする木花開耶姫は、桜の花のように美しく優しい女神様でしょう。

 

しかし、女神ですから、とても厳しい神様です。

 

祈願した者に、容赦ない戒めを与えます。

 

私は、かつて北口本宮冨士浅間神社で、正式参拝をしました。

 

その後、凄まじい戒めを受けて、壊滅的な精神的ダメージを受けました。

 

今でも、トラウマとなって残っているほどです。

 

当時は、祈願の際に大した感謝もせず、努力の誓いもしませんでしたから、仕方がないのかもしれませんが。

 

それにしても、酷すぎる戒めでした。

 

女神様には、氣軽に願い事をしない方が良いのかもしれませんね。

 

ギリシャの女神ヘラも、怖いですし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木花開耶姫 ( このはなさくやひめ )

現在、桜前線北上中の日本列島ては、毎日、どこかで花見が楽しまれています。

 

週末には、大賑わいです。

 

桜は美しいだけでなく、パッと咲いてパッと散る潔さが、日本人の心に受けるのでしょう。

 

カリフォルニアでは、同じ桜の仲間であるアーモンドの花が桜並木と同じように満開になりますが、誰も花見なんてしません。

 

さて、木花開耶姫 (木花咲夜姫・木花之佐久夜毘売 ) の木花は、桜の花のことです。

 

古事記によると、

 

天孫邇邇芸命 ( ににぎのみこと ) が木花開耶姫に出会って一目惚れ、そしてプロポーズしました。

 

自分では決められないと、木花開耶姫は父親の大山祇大神に相談しました。

 

大山祇大神は、木花開耶姫に姉の石長姫 ( いわながひめ ) を添えて嫁がせました。

 

ところが、石長姫が醜かったため、邇邇芸命木花開耶姫だけを貰い受け、石長姫を返してしまいました。

 

石長姫は、石の如くいつまでも変わらずにいられる、つまり、永遠の命を表します。

 

それを返してしまったので、邇邇芸命の子孫は木の花の栄えるように栄えるけれど、命を長らえることができなくなりました。

 

それにしても、ひどい仕打ちです。

 

石長姫は、ショックだったでしょう。

 

まさかの仕打ちに、父・大山祇大神は、大いに恥じたと古事記にはあります。

 

「心が綺麗なら、見た目なんて関係ない」というのは、神世の時代から嘘なんですね。

 

男神は、美しい女神を好み、ブサイクなのは嫌なのです。

 

人は見た目が9割」という本がありますが、神様も見た目が9割なのでしょう。

 

それはともかくとして。

 

この時期だけの美しい桜の花を、存分に楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 

ハートコヒーレンス

心を落ち着かせる方法の一つに、ハートコヒーレンスがあります。

 

ハートは心臓、コヒーレンスは波の干渉を意味します。

 

心臓が脳に干渉する、つまり、心臓が脳をコントロールするという意味です。

 

怒っている時や不安な時など、心臓の鼓動が早くなります。

 

大昔、ストレスがかかった時、人は戦うか逃げるかでした。

 

それで素早く動けるように、脳は心臓に命令して血流量を増やします。

 

脳が心臓をコントロールしているのです。

 

脳が心臓に命令するのと同じように、心臓から脳に信号を送ってコントロールすることができます。

 

早くなった鼓動を抑えることで、脳を落ち着かせるのです。

 

いつくつか方法がありますが、最も簡単なものを紹介しましょう。

 

まず、心臓辺りに両手を当てます。

 

そして、心臓に感謝しながら、ゆっくり呼吸をします。

 

心臓に手を当てますが、鼓動に意識を向けないで、ただ感謝しながら呼吸します。

 

人目があって心臓に手を当てるのが憚られる時は、ハートコヒーレンス瞑想があります。

 

これは、目を閉じて心臓に意識を向けながら、ゆっくりと深い呼吸をします。

 

鼓動が気になる方は、感謝に意識を向けてください。

 

心臓を独立した個人のように扱って、「心臓さん、いつもありがとう。」と心で呟きます。

 

長くても、3分くらいで落ち着くでしょう。

 

心臓が脳を落ち着かせている状態を、「ハートコヒーレンスモード」と言います。

 

ハートコヒーレンスモードで活動すると、いろいろなことが、スムーズに運ぶようになります。

 

運が良くなる、といってもいいでしょう。

 

小賢しい思考で動くのではなく、深いところから自動的に動く感じです。

 

人間関係でストレスを抱えている方は、是非、お試しください。

 

周囲の人にも、影響が及ぶはずです。