お彼岸に入り、五日目の修行は「精進」 です。
精進とは、努力し続ける事です。
布施や忍辱を続ける事自体、精進になります。
努力は大事です。
ちょっとだけ努力して止めたり、休憩ばかり挟んでいては、精進とは言えません。
精進とは、絶えざる努力のことです。
だから、難しいのです。
そして大切なのは、精進の目的です。
仏教における修行ですから、自分自身の向上と、周囲の人を幸せにすることを目標にしましょう。
ここで、自分自身の向上には、ゴールがありません。
御魂は、一生磨き続けなければなりません。
今世だけで終わらず、あの世、来世・・・と、続きます。
修行が完成すれば、輪廻転生しなくなります。
これが、仏教のゴールです。
その後は、何が待っているのでしょう。
ゴールに到達すれば、分かりますね。
覚悟を決めて、精進しましょう。