お彼岸、六日目の修行は「禅定」 です。
春の彼岸で紹介したものを、再掲しましょう。
「禅定」、これは、心が定まっている状態のことです。
客観的、冷静、感情的ではない、落ち着いた状態と言えます。
ビジネスでよく使われる「To-Doリスト」 は、禅定に役立ちます。
やるべき事を書き出して、終われば消していく。
このリストがあれば、一度に一つのことに集中して、心が乱れません。
まさに、禅定です。
ビジネスに限らず、心に引っかかっているとを紙に書き出せば、心が安定しますよ。
瞑想やマインドフルネスでもかまいませんが、とりあえず、書き出しましょう。
これは、スマホやパソコンの 「メモ」 を使うより、紙に書き出す方が効果的です。
試してみれば、分かります。
禅定の修行、なんて言い方をすれば、なんだか特別な感じがしますが、出来そうですね。
座禅を組む必要なんて、ありません。
でも、簡単そうに見えて、難しいのが禅定です。
心というものは、あっちにふらふら、こっちにふらふら、ちっとも、じっとしていません。
夢中になって没頭出来るものがあれば、それは、素晴らしいことです。
小学生くらいまでは、誰でもそんなものがあったでしょう。
大人になると難しいから、修行なのですね。
明日は、何か一つのことに打ち込んでみますか。