明日六日目の修行は、禅定 ( ぜんじょう ) です。
心を乱さないようにする修行です。
座禅を組んだり、瞑想をしたり、マインドフルネスをしたりしても、なかなか、心は安定しません。
実習中は、次から次へと雑念が湧いてきます。
それは、いわばカスみたいなものですから、湧いてくるままに任せて、気付いたら元に戻れば良いのですが。
日常生活において瞑想の効果が出るには、何年も修行が必要でしょう。
私は、ある瞑想法を数年間、ほぼ毎日欠かすことなく続けましたが、納得できる効果は感じませんでした。
瞑想する時間が無駄に感じるようになって、やめました。
心が安定していなければ、喜びも、悲しみも、楽しさも、怒りも、振れ幅が大きくなります。
サインカーブの振幅が大きいイメージです。
エキサイティングな人生で、返って面白いかもしれません。
負の感情に囚われた時に、いち早く立ち直るための方法を身につけていたら、それで良いと思うようになりました。
組織のトップでも無い限り、安定していなくても良いじゃないかと、開き直りませんか。
迷惑をかけるのも、数人ですから。