時間は未来から過去に向かって流れていくのでしょうか。
それとも、過去から未来に向かって流れていくのでしょうか。
過去から未来へと流れていくとすると、未来は過去の延長線上にあります。
そうすると、将来はとても限定されたものになってしまいます。
基礎から地道に積み重ねていくようなもので、堅実ではありますが、大きな夢は持ちにくくなります。
未来が過去の延長線上だとしたら、突然の大飛躍なんて想定できませんから。
逆に、時間が未来から過去に流れているとしましょう。
そう考えれば、すでに未来は決まっていて、こちらに流れてくることになります。
予言者が未来を見ることができるのは、未来が確定しているから、とも考えられます。
そこで、自分で理想の未来を確定しましょう。
これは、夢や希望が叶った状態、目標を達成した状態を妄想するところから始まります。
新月や満月の祈りのところで紹介したように、五感をフルに使って、「体験」し、記憶に定着させます。
何度も繰り返して、当たり前の記憶として、脳に刻みつけてしまうのです。
記憶に定着したら、脳は、現実界を記憶通りになるように加工し始めます。
スピリチュアルな考え方では、新たなパラレルワールドに移行していくわけです。
未来は過去や現在の延長線上と考えませんから、現状を一切考えずに、思い切り妄想を膨らませてください。
夢に到達する道筋や、やり方を考える必要はありません。
考えると、限定してしまいます。
未来には、科学技術も医学も発展しているはずですから、今の年齢や能力なども考慮する必要はありません。
とにかく、これ以上ない理想の未来、最上の未来を、記憶として脳に定着させましょう。
あとは、ふとした感覚に従って、素直に行動していくだけです。