先日、神社拝詞の復習をしました。
覚えられましたか。
最初は、書いたものを見ながら奏上されるといいでしょう。
そのうちに覚えてしまいます。
さて、もう一つ、神棚拝詞も復習しましょう。
これは、神社拝詞と、ほぼ同じです。
神棚拝詞
此れの神床に坐ます 掛けまくも畏き天照大神 ( これのかむどこにまします かけまくもかしこきあまてらすおおみかみ )
産土大神達の大前を拝み奉りて 恐み恐みも白さく ( うぶすなのおおかみたちのおおまえをおがみまつりて かしこみかしこみももうさく )
大神達の広き厚き御恵みを 辱み奉り ( おおかみたちのひろきあつきみめぐみを かたじけなみまつり )
高き尊き神教のまにまに 直き正しき真心もちて ( たかきとうときおしえのまにまに なおきただしきまごころもちて )
誠の道に違ふことなく 負ひ持つ業に励ましめ給ひ ( まことのみちにたがうことなく おいもつわざにはげましめたまい )
家門高く 身健に 世のため人のためにつくさしめ給へと ( いえかどたかく みすこやかに よのためひとのためにつくさしめたまえと )
恐み恐みも白す ( かしこみかしこみももうす )
初めの部分が違うだけですね。
自宅の神棚に祈りを捧げるときは、こちらを使ってください。
このような祝詞から始めると、気持ちが乗ってきます。
二礼二拍手一礼してすぐに「神様・・・」では、唐突すぎて、気持ちが乗りにくいものです。
祈りとは、「意乗り」です。
気持ちを言葉に乗せないと、神様に通じません。
神棚拝詞を唱えてから祈るのと、いきなり「神様・・・」と祈るのと、その後の現実で何か違いがあるのか、是非、自分で試してみてください。