自分の人生における主人公は、自分自身です。
世の中は、自分を中心に回っているのです。
決して、他人の人生を生きてはいけません。
他人の人生を生きるとは、他人の言いなりになるということです。
例えば、職場で上司の命令に従うのは、当然のことです。
上司に言われたことだけやり、仕事帰りに仲間と連んで上司の悪口を言い合う人は、上司の人生を生きていることになります。
主体性を持っている人は、上司の要求の先まで考え、言われた以上のことをやります。
この時、やりすぎた内容が上司の意にそぐわなかったら、叱られるでしょう。
叱られて落ち込んだり、腹を立てたりする人は、まだ少し上司の人生を生きています。
上司の内面は、部下がコントロールできるものではありません。
叱られた理由を考え、次のチャレンジに燃える人は、主体的な人です。
上司が叱ろうが褒めようが、そのことには関心がありません。
この人は、自分の人生を生きていることになります。
他人の評価を気にする人は、他人の基準で生きています。
自分基準で生きられるようになると、随分、楽になりますよ。
他人基準の人は、訓練しないと自分基準にはなれません。
まずは、複数で食事に行った時、同じものを注文しない練習から始めると良いでしょう。
少しずつ、自分で決める練習をしていってください。