神仏や守護霊に祈るときも、願い事の瞑想をするときも、スピリュアルな技やオカルトを使用するときも、望むことの内容を具体的にする方が叶いやすいといえます。
例えば金運ならば、何円欲しいのか。
札束のイメージをしてください。
一千万円の厚さは、約10センチです。
ちなみに、重さは約1キログラムです。
1億円だと、10キロですね。
紙袋を二つ用意して、鉄アレイでも、水を入れたペットボトルでもいいので、5キロずつ入れてください。
それで、両手に紙袋をぶら下げると、1億円を持ち歩いている感覚が掴めます。
初めてこれを試したとき、私は、意外と軽いものだと感じました。
こうして感覚を掴むと、具体的に祈りやすくなります。
良縁成就も、具体的に好みの特徴を祈りに入れます。
身長、体重、体型、年齢、収入、家族構成、趣味、性格、嗜好など、思いつく限り具体的に。
ただし、個人を特定してはいけません。
それは執着ですから、オカルトを使って引き寄せても、幸せになれるかどうか分かりません。
良縁成就は、あくまでも望む特徴を、できるだけ具体的に祈ります。
このように、具体的に祈ると時間がかかります。
神社参拝では、感謝の祈りから始めますから、1分や2分では終わりません。
ですから、なるべく一人で参拝することをお勧めします。
普通の人は、賽銭を放り込み、二拍手して、「金運ください」とか「いい人が見つかりますように」などのように、数秒で終わります。
家族や友人と参拝すると、早く終わった人が気になって、祈りに集中しづらいものです。
一人なら、時間を気にせず、思いつく限り詳細に祈れます。
この時の祈りは、いわば注文です。
個人でカスタマイズした商品の発注に近いものがあります。
細部まで指定しないと、思ったものと違うものが届くかもしれません。
願い事をするときも、同じです。
これからは、願い事をはっきりさせてから、参拝や瞑想を始めてください。