先月、死を意識することについて書きました。
あなたは、自分の死について考えてみましたか。
平均余命というものが、厚生労働省のホームページで発表されています。
ちなみに平均寿命とは、0歳の人の平均余命です。
平均余命の表を見て、自分の残り時間が推定できますね。
ただ、それ以上に長生きするかもしれませんし、短いかもしれません。
あくまでも、自分と同じ歳の人が何年生きられるかの平均値です。
前回取り上げたように、「明日死ぬかも」しれませんし。
いずれにせよ、死を意識することで生を充実させることができます。
自分の葬儀を意識すると、なお宜しいと言われています。
あなたの葬儀に、参列者はどれほどいますか。
みんな、あなたのことをどのように話していますか。
読んでもらっている弔辞は、どんな内容ですか。
肉体を離れたあなたの霊は、どんな気持ちで自分の葬儀を見ていますか。
「自分の葬式のイメージだなんて、縁起が悪い。実現したらどうするんだ。」なんて、怒っちゃダメですよ。
イメージしてもしなくても、よっぽどのことがない限り、あなたの葬式は必ず行われます。
人は誰でも、一度は死ぬのです。
死を強烈にイメージすれば、今、何を選択すべきか分かってくるでしょう。
あなたは、自分の残り時間を、誰のために使いますか。
上司のためですか、家族のためですか、近所のコミュニティの人々のためですか。
それとも、自分のために使いますか。
時間 = 命 です。
いつか必ず来る、その日まで、自分の命を目一杯、自分のために使ってください。