神社に参拝した時も、自宅の神棚に祈る時も、感謝から入ります。
人形を書く前も同じです。
まず、神前において感謝の祈りを捧げます。
人の形に切った紙に名前を書くだけで、犯した罪や被った穢れを祓っていただけるのです。
努力することなく、苦労もなく、苦痛もなく、罪穢れを祓っていただけるのは、奇跡です。
その稀有の機会が与えられたのですから、感謝するのが当たり前です。
少し前にも書きましたが、世の多くの人は人形の存在すら知らず、罪穢れを積む一方の人生です。
許された人だけが、人形を書くことができるのです。
書く前には、神前で深い感謝の祈りを捧げてください。
感謝は、形だけではダメですよ。
「ありがとう」を1000回言えば開運するというのが、かつて、流行りましたね。
あれで開運した人は、心からの「ありがとう」をたくさん唱えたのでしょう。
1000回こなすことだけを目標に、回数を数えながら頭では他のことを考えていた人は、何の変化もなかったでしょう。
本当に感謝していないと、心はこもりません。
神前に立つ前までに、恵まれていること、神様に選ばれたことなどに心を馳せて、感謝の気持ちを高めていきましょう。
そして、神様を讃えて ( ゴマをすって ) 、沢山の罪穢れを祓ってもらってください。