前回も取り上げましたが、地位や名誉、財産、家族、良い人間関係などは、あの世に持って行くことはできません。
意識が空間にあって、思考、感情、身体はパートナーだという説が正しければ、肉体が滅びた後でも、意識は残ります。
したがって、意識に入ったものは、「あの世に持っていくことができる」といえます。
ならば意識には、できるだけ良いものをたくさん入れたいものです。
同時に、悪いものは、なるべく入れないようにしたいものです。
現在の日本では、マスコミ、特にテレビを通じて、大量の悪いものが入ってきます。
テレビは、視聴率を上げることやスポンサーの意に沿うことが優先されています。
それでテレビ番組は、衝撃的なもの、嘘、誘導するものばかりになっています。
災害や事件のニュースは、最悪です。
最初からフィクションだと分かっているアニメや映画は、まあ、大丈夫でしょう。
それでも、ホラーや殺戮シーンは、御魂を傷つけかねません。
さて、良いものといえば、美しいもの、楽しいもの、真実などです。
旅行先で美しい風景を見る、ゲームに興じる、肯定的な友人と楽しい会話をする、新しい知識を得るなど、工夫次第で、いくらでも手に入ります。
自分自身を美しく着飾るのもいいし、トレーニングやダイエットで、肉体そのものを美しく仕上げるのもいいでしょう。
これは、満足感も得られます。
あの世にも持っていける「良きもの」を、たくさん意識に入れましょう。