明日十二月七日は、二十四節気の第21「大雪 ( たいせつ ) 」です。
明日1日だけを指す場合と、冬至までの2週間を指す場合があります。
七十二候は
初候・・・閉塞成冬 ( そら さむく ふゆとなる ) : 天地の気が塞がって冬となる。
次候・・・熊蟄穴 ( くま あなに こもる ) : 熊が冬眠のために穴に隠れる。
末候・・・鱖魚群 ( さけのうお むらがる ) : 鮭が群がり川を上る。
熊が冬眠する季節ということですが、このところ、熊による被害が増えています。
他の野生動物による農作物の被害も増えていますが、特に熊は人を襲いますから、他の野生動物に比べて格段に危険です。
増え過ぎた分は駆除すべきなのですが、都会に住んでいて、熊の被害など無縁の人が抗議しているようです。
熊が可哀想、などと言っている人は、野生のクマをリラックマやプーさんみたいに思っているのでしょう。
脳ミソがお花畑の人を、納得させることはできません。
理不尽な抗議の電話に対処する役所の職員には、同情します。
七十二候次候に「熊蟄穴」とありますが、冬眠しない熊が出てきているそうです。
熊が出没する地域にお住まいの方は、十分、お氣をつけください。