明日1月15日は、小正月です。
歳神様がお帰りになる日であり、松の内の最終日でもあります。
ただ、徳川幕府の力が強かった域では、幕府の命によって、松の内は1月7日までになりました。
幕府の影響力が弱く、商人の力が強かった大坂を中心とする関西は、現代でも15日までです。
さて、松の内が早く明けたとしても、15日に小正月の行事をする地域が多いようです。
中でも、地域の人が集まって行う左義長は、歳神様にお帰りいただく大切な行事です。
左義長は、地域によって「どんど」、「とんど」「どんど焼き」など呼ばれています。
たいてい、田んぼに木や竹を組んだもので、正月飾りや書初めなどを一緒に燃やします。
ただ、都会では場所がないので、ほとんど見かけません。
田舎でも、高齢化が進んで、行われなくなりつつあります。
それで、若い人が参加しやすいように、1月の連休中に実施する地域が増えてきました。
近くで、このような行事があるなら、積極的に参加してください。
文化を残すためというより、運を良くするためです。
古来の行事は、何らかの良い効果があるから、続いているのです。
何もなければ、何百年も続くわけがありません。
参加すれば、運が良くなるのですよ。
ただ見ているだけでなく、組み立てから参加すれば、より一層、歳神様の御神徳がいただけるでしょう。
運を良くしたい方は、「運が良くなるのだ」と信じて、古来の行事は全て参加してください。