「出したものを受け取る」という法則がありますが、時に、出していないものが来ることがあります。
それが、嬉しいもの、楽しいものなら、遠慮なく受け取ってください。
逆に嫌なものがやってきたら、心当たりがあるなら、甘んじて受け取る必要があります。
しかし、心当たりのない悪意は、受け取る必要はありません。
他人に対して親切にしたことが、相手の氣に障ることもあります。
プライドの高い人間は、親切にされることを嫌うことがあります。
他人に世話になることを嫌う人もいます。
施されるのが嫌だという人もいます。
親切な行為が、必ずしも相手を喜ばすことにはなりません。
たとえそれが、真心を込めたものだったとしてもです。
時に、逆恨みをされることもあります。
また、謂れのない誹謗中傷を受けることがあります。
今の時代、SNSを通して、見ず知らずの人を攻撃する人が、大勢います。
全く利害関係が無いにもかかわらず、悪意を向けてくる輩の多いこと。
いずれにせよ、非の無い自分に向けられた悪意は、受け取らないことが肝心です。
TMを世界に広めたマハリシ・マーシュ・ヨーギーは、郵便物に例えて話しています。
「配達された郵便物を受け取らなければ、それは出した人のところに戻されます。」と。
あなたに向けられた悪意は、受け取らずに、出した人のところに戻しましょう。
対抗せずに放っておけば、勝手に戻ります。
悪意や敵意は、スピリチュアル的には「波動の低い状態」です。
自分が相手の場所まで降りて行く必要は、ありません。
あなたに向けられた悪意は、出した本人が受け取るのです。
それでいいのです。