北海道檜山郡にあります、渡島国一宮「姥神大神宮 ( うばがみだいじんぐう ) 」を紹介しましょう。
御祭神は
創建は、健保四年 ( 1216 )あるいは、文安七年 ( 1447 ) 。
津花の浜に折居 ( おりい ) 様と呼ばれる老婆が住んでいました。
ある日、折居様は神島から光が発せられているのを見て、島に渡りました。
そこにお爺さんがいて、この中の水を撒いたらニシンが群れになってやってくると言って、彼女に瓶子 ( 壺 ) を授けました。
瓶子を持ち帰った彼女は、早速、中の水を海に撒いたところ、ニシンの大群がやってきました。
豊漁で、村人は大喜びです。
村人がお礼を言いに訪ねていったところ、折居様はいなくなってしました。
そこで村人たちは、彼女が住んでいたところに残されていた神像を「姥神様」として祀りました。
という伝説が残っています。
また、アイヌ起源説もあり、北海道最古の神社です。
毎年8月9日から三日間、「姥神大神宮渡御祭」が行われます。
豪華な神輿や山車が13台出て、街を練り歩きます。
これは見応えのあるパレードですよ。
海の近くですし、参拝のついでに食べ歩きなど、観光も楽しめます。