死は、誰にとっても怖いものです。
前にも書きましたが、もしも死に対する恐怖心が無く、楽しみなものだったら。
みんな急いで死んでしまい、人類は滅亡するでしょう。
死が怖い理由の一つは、それが苦しみの向こう側にあるものだからです。
大抵の人は、怪我や病気が極限まで行って死を迎えるのを見ています。
現実だけでなく、ドラマや映画のシーンでも見るでしょう。
それが自分の身に降りかかると思うと、怖くて仕方がありません。
もし、老衰で眠るように亡くなっていく人ばかり見ていたら、怖くないかもしれません。
また、死の向こう側がわからないのも、恐怖の原因です。
私たちは輪廻転生を繰り返しているので、何度も死の経験はあるのですが、覚えていません。
まあ、死ぬ時のことを覚えていたら、生きづらいでしょう。
さらに、あの世の記憶もありませんから、死ぬことが怖いのです。
輪廻転生や、死後の世界の知識があれば、恐怖は少なくなります。
だから、この記事を読まれている方は、死が怖くてたまらない、なんてことはないでしょう。
あの世がメインで、
私たちはこの世に修行に来ている。
地球ランドに遊びに来ている。
数多くの経験で喜怒哀楽を味わいながら、御魂を磨きにきている。
と考えれば、スピリチュアル系の人が言っているように「死は卒業」です。
死んであの世に行くのではなく、あの世に帰る。
肉体の束縛のない自由な世界に帰る、と考えれば、卒業が楽しみになってきませんか。
楽しみになったとしても、自分で勝手に卒業してはいけませんよ。
寿命が尽きれば、全員、自動的に卒業できます。
ですから、生きている間に、生まれる前に決めてきた「天命」を果たしてください。
たとえ志半ばで寿命が尽きたとしても、天命を果たすべく、懸命に生きてください。
お盆ということで、死について取り上げました。
それでは明日も、清々しくお過ごしください。