神仏に祈願しても、現実には何も行動しない人がいます。
祈祷料や賽銭は、神仏が願いを叶える対価代償ではありません。
神社やお寺では、願いを叶えてくれるサービスを買っているのでは、ありません。
いま持っている願い事は、どうしても叶えたいものでしょうか。
何が何でも絶対に実現させたい、という願い事でしょうか。
命を削ってでも、あらゆるものを犠牲にしてでも叶えたいものでしょうか。
そのレベルから見れば、たいていの願い事は、どうでも良いことです。
「叶ったら嬉しい」 程度のものでしょう。
そのような願い事は、叶える必要があるのでしょうか。
少なくとも、第一優先事項ではないでしょう。
それではなく、魂からの願い、心の底からの願いは、天命であり、この世で果たすべき使命です。
それを叶えることは、幸福かどうかとは関係ありません。
それが叶えば、嬉しいかどうかも、分かりません。
ただ、叶えば、生きている充実感があります。
それが幸せかと問われれば、幸せかもしれません。
この世で果たすべき使命を果たさずに、あの世に帰れますか。
「頑張ったけど果たしきれなかった」 というのなら、まだ、いいでしょう。
使命を忘れて欲望ばかり追い求めていたら、あの世に帰りづらいですよ。
この世に生まれる前の約束を守らなかったのですから、神様に、きつく戒められるはずです。
それは、御魂が分かっています。
死ぬのが怖いと感じている人は、天命に沿って生きていません。
御魂は、焦っているはずです。
この世での残りの時間は、日に日に減っていきますから。
充実感のない方は、天命、この世で果たすべき使命を、早く見付けて下さい。
そして最期には、やり切った感を持って、あの世に帰っていきましょう。
明日は、10月1日です。
神様に、自身の天命、今世の使命に気付かせて頂けるよう、祈りましょう。
また、明日は中秋の名月です。
月を愛でながら、本当の自分の本当の人生に思いを馳せましょう。