先日、宮崎県で大きな地震がありました。
震災級ではありませんでしたが、南海トラフ地震の引き金になるかもしれないとのことで、気象庁やマスコミが煽っていました。
今年は、元日に能登震災があって、「備えておこう」と思った人も多かったでしょう。
しかし、実際に行動した人は、ごく僅かではないでしょうか。
阪神淡路大震災から、来年で30年になります。
この間に、大きな地震は何度も発生しています。
震災を経験された方でも、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、普段は注意していません。
当たり前ですね。
長期間、氣を張り続けられるわけがありません。
そして、平穏無事な期間が長くなればなるほど、氣持ちは緩んでいきます。
また、経験したことがなければ、自分とは関係ない話と思ってしまいます。
地震に限らず、災害や事故、事件などにも、同じことが言えます。
それが起きた時、運命だと受け入れるのも、一つの考え方です。
受け入れられないと思うなら、最悪の事態を想定して、備えておくことです。
いったん備えたら、定期的にチェックする必要はありますが、普段は忘れて、楽しく暮らしましょう。
マスコミが恐怖を煽り立てて、集合意識が恐怖心に満たされると、現実になりかねません。
マスコミやSNSの情報に、惑わされないようご注意ください。