今日9月10日は、雑節の一つ「二百二十日」です。
立春から数えて220日目に当たります。
先日も記したように二百二十日は、二百十日、八朔と並んで、農家の三大厄日の一つです。
台風シーズンですから、キリの良い日を制定して豊作祈願をしたのでしょう。
この日に台風が襲来するというものではありません。
さて、この前やってきた台風10号は、とてもゆっくりした動きで、各地に水害を引き起こしました。
あなたのお住まいは、大丈夫でしたか。
台風自体は西日本を移動しているうちに熱帯低気圧になりましたが、離れた地域にも大雨を降らせました。
田畑にも、大きな被害があったようです。
収穫を目前にした稲が水に浸かっては、農家の方は、堪らないでしょう。
台風にしても地震にしても、自然災害は防ぎようがありません。
来るものは、来るのです。
人間は、山林の手入れ、川の浚渫、暴風対策、洪水対策などをして、被害が小さく済むようにできるだけです。
個人としては、避難路の確保、非常食の準備など、生き抜くための備えをするだけです。
超能力を使って災害を食い止めることは、まず、無理でしょう。
地域のカルマ、集団としてのカルマがありますから、個人的にカルマを解消し、多くの徳積みをしていても、被災する時は被災します。
ただ被災しても、寿命があれば生き残りますし、徳分が沢山あれば被害は最小限です。
大災害の時も、積んだ徳分が役に立つのです。
大災害を生き抜くためにも、日々、徳を積みましょう。