六度万行に限らず、どんな修行でも、一人で続けるのは困難です。
しかし、前世までに御魂を磨き上げてきた人なら、可能です。
側から見たら物凄く厳しい修行をしているように見えても、本人にとっては、大好きなことをやっていて、楽しくて仕方がない状態だからです。
御魂のレベルが高い人は、向上心が異常に高く、また世の中に貢献することを厭いません。
得ることより、与えることに喜びを感じます。
やる氣やモチベーションなんて、考えもしません。
しかし、そのレベルに到達していない普通の人にとって、修行は苦痛を伴います。
それゆえ、続けるにはモチベーションが必要になります。
モチベーションが下がった時に、自分自身を鼓舞するための言葉や歌・音楽などを用意しておけば、ある程度、続けることはできます。
それでも、一人の修行には限界があります。
そこで必要になるのは、メンターやマスターマインドです。
メンターは指導者、マスターマインドは同じ目標に向かって努力する仲間のことです。
ビジネスやスピリチュアルの世界でも、これらの言葉は浸透してきました。
手を引っ張ってくれる人、背中を押してくれる人、お尻を蹴飛ばしてくれる人がいれば、強制的に前進させられます。
あなたには、優秀なメンターやマスターマインドがいますか。
いない方は、歴史上の人物や本などでもメンターにすることはできます。
しかし、実際に会って話ができる人には、及びません。
なんとしても、信頼できる優れた人物を見つけて、お近づきになってください。
ただ、良き人との出会いも徳分次第です。
出会いが無いのは徳分が乏しい証なので、徳積みに励んでください。