困ったときだけじゃない神頼み

神社参拝だけでなく、スピリチュアルな分野も使って開運する方法を紹介しています。

執着心が苦しい

悩み事の多くは、お金、健康、人間関係です。

これらが満たされたとしても、自己実現できないとか、仕事が嫌いだとか、悩みは尽きません。

悩み事があるから神社へ行き、神様にお願いするのですよね。

人生にすっかり満足していて、神社には感謝にしか行かないという人は、いるのでしょうか。

私は、そういう人に出逢ったことがありません。

それはともかく、神社で願い事をして家に帰ったら叶っていた、なんてことはありません。

参拝だけでなく、吉方位旅行や風水、その他の願望実現ワザを試したら、今か今かと待ち続けてしまいます。

特に、片思いの時は、ずっとその人と結ばれたいと思い続けているのではないでしょうか。

参拝して、「結果は神様にお任せします」 と締めくくってきても、願いが叶うことを思い続けます。

思い続けているということは、叶っていないわけですから、辛いですよね。

どんな願い事をしても、「全て、結果は神様にお任せします」 と締めくくって、願い事を心から切り離すのが、願いが叶う近道です。

「~したい」 の裏には、「~できていない」 ことを確信しています。

「○○が欲しい」 の裏には、「○○を持っていない」 ことを確信しているのです。

後半部分が、真実です。

潜在意識には、後半部分が強く入りますから、いくら経っても願いは叶いません。

苦しみが続くだけです。

願い続けるから、願いが叶わないとさえ言えます。

私を信用していないのかと、神様としては思われるでしょう。

強い願い事は、捨てにくいものです。

かなり前に紹介しましたが、強い願いを執着心にしないために、祈りの期限を決めることが大切です。

神社では、二十一日祈願が、標準的なものです。

21日間は一所懸命祈り、終われば願望を切り離し、現実の努力を続けます。

百度を踏むというのもあります。

合わせ技として21日間連続でお百度を踏んだら、今持っている願い事が本心からのものなのかどうか、分かってきます。

ただの我欲なら、途中で「もういいや」 と辞めてしまうでしょう。

そこまでやる人は、滅多にいませんが。

執着心を捨てる努力をしましょう。

自分が祈った神様や守護霊への信頼が確かなものなら、捨てられるはずです。

捨てられたら、幸せになれますよ。